auから高耐久スマホ「TORQUE G07」登場 耐泥水に対応、衛星通信専用アンテナを搭載 実機を速攻チェック(2/2 ページ)
過酷な環境に耐える堅牢(けんろう)性と、泥汚れを水で簡単に洗い流せる独自構造を備えた最新機種「TORQUE G07」が登場した。圏外でも衛星通信を利用できる機能や、前機種の大容量バッテリーを流用できる設計で利便性を高めた。端末をかざすだけで設定変更ができる新機能と、海中撮影も可能な進化したカメラで活動の幅を広げる。
不要な影を消去する機能や水平を保つカメラ機能を搭載
日常やアクティビティーを記録できるAIカメラ機能も進化した。撮影した画像から不要な影を認識し、自動で消去する機能を新しく搭載した。また、人や動物がフレームインすると自動で動画撮影を開始し、フレームアウトすると撮影を停止する機能も備え、編集の手間を省きつつ決定的瞬間を記録する。誰でも手軽にプロのような見栄えの映像を作り出せる。
動きの激しい被写体を撮影する際にも、新しいAI機能が強力にサポートする。動き回る子どもやペットを自動で追従し、ピントを合わせ続ける動画フォーカス追従機能を備えた。さらに、本体を大きく傾けるような場面でも、水平を自動で維持した動画が撮れる機能を搭載している。激しい動きの中でも安定した映像を記録できる。
約5.4型のディスプレイは、手がぬれていても操作できる。本体はIPX5、IPX8、IPX9の防水性能とIP6Xの防塵(じん)性能を備える。アウトカメラは、約5000万画素の超広角および広角カメラと、約500万画素のマクロカメラという構成だ。インカメラは約800万画素で、最大4K解像度の動画に対応し、高い撮影性能を発揮する。
3.5mmイヤフォンジャックは搭載していない。TORQUE G07本体下部のUSB Type-Cポートは「DisplayPort Alternate Mode」をサポートしており、USB Type-Cケーブル1本のみで映像を出力できる。例えばTORQUE G07で撮影した動画をテレビやPCモニター、スマートグラスなどに出力し、より大きな画面で視聴できるようになった。
前機種の資産をそのまま流用できる、使い勝手を考えた大容量バッテリー
バッテリー回りも使い勝手を考えた設計を採用している。取り外し可能な4585mAhの大容量電池パックを搭載し、屋外作業をサポートする。USB Power Delivery 3.0による急速充電やワイヤレス充電にも対応し、多様な環境で効率的に電力を補充できる仕組みを整えた。
前機種の利用者がスムーズに移行できるような配慮も施されている。前モデルで使用していた電池パックや専用の充電器を、本機でもそのまま流用できる点は大きなメリットとなる。予備バッテリーを買い直すコストを抑えて長時間の運用が可能だ。ただし、新しい電池パックを古い機種に入れて使用することはできない。
安定した動作を維持するための熱対策も
安定した動作を維持するためには端末の熱対策が不可欠だが、本機は放熱性能も向上させた。プロセッサの熱を効果的に拡散できる構造を採用し、高温下でも連続動作が止まりにくくなった。アルミ板金のフレームと熱伝導率の高いグラファイトシートで熱源を上下から挟み込み、高負荷時でも安定して動作する。
端末の温度を監視する温度センサーの数を前モデル比で1.4倍に増設し、本体外郭に配置することで高精度な温度管理を実現した。本体内部の温度上昇を正確に把握して抑制するとともに、適切な温度マネジメントを自律的に行う。直射日光の当たる環境下でも長時間の連続動作を可能にし、作業の中断を防ぐ。
このようにTORQUE G07は、専門的な現場から日常の趣味まで、あらゆる場面で期待を超える進化を遂げた1台だ。過酷な環境に耐えうる堅牢性と、法人利用も想定した実力派タフネススマホだといえる。
関連記事
京セラ新スマホ「TORQUE G07」(仮)登場か 外観チラ見せし、「3色用意する」と告知
京セラはファンサイト「TORQUE STYLE」にて、開発中の「NEW TORQUE」のカラーがブラックとオリーブになると会員限定で先行公開した。新色のオリーブは2024年の人気投票で1位を獲得しており、パーツ贈呈や開発者イベントと同様に、ユーザーの声を製品開発に反映させる姿勢を示している。詳細画像の閲覧には会員登録が必要だが、京セラは今後も正式名称などの情報を順次発表する予定で、アクセサリーの追加カラー展開も予告されている。京セラ新スマホ「TORQUE G07」(仮)は「au Starlink Direct」に対応
京セラは、同社が運営するタフネススマートフォン「TORQUE」シリーズの公式ファンコミュニティーサイト「TORQUE STYLE」において、現在開発中の新モデル「NEW TORQUE」の続報を案内している。その内容は、シリーズ初となる衛星通信サービス「au Starlink Direct」へのデータ通信対応と、先代とのバッテリー互換性の確保という、実用性を重視した2つの大きなトピックだ。京セラ新スマホ「TORQUE G07」(仮)は泥水に強い 利用者からの要望を反映した設計も
京セラは、タフネススマートフォン「TORQUE」シリーズの公式ファンコミュニティーサイト「TORQUE STYLE」において、開発中の最新モデル「NEW TORQUE」に関する続報を公開した。今回の案内は開発情報の第4弾であり、デザインや通信機能に続く発表となる。製品の根幹であるタフネス性能の進化点に加え、堅牢性を高める新構造や、多くのユーザーが注目していた発売時期について具体的な内容が明らかになった。タフネススマホ「TORQUE G06」は何が進化したのか その中身と「耐海水」の秘密を聞く
京セラの「TORQUE G06」は、タフネススマートフォンとして現在も現役でありつづけるTORQUEシリーズの最新モデルだ。先代の「TORQUE 5G」からボディーが小型軽量となっただけでなく、カメラ機能も進化した。これら進化した点の詳細と、タフネスデバイスでは非常にまれな「耐海水」を掲げる理由を京セラに聞いた。auが「TORQUE G06」発表、9万円台の高耐久スマホ 2年ぶりの新モデルは何が最強?
KDDIと沖縄セルラー電話は、京セラ製の高耐久スマートフォン 「TORQUE G06」をauで10月19日に発売する。先代の「TORQUE 5G」から約2年ぶりに登場したTORQUE G06は、あらゆる耐久試験をクリアし、過酷な環境でも使用できる点が大きな売りだ。auオンラインショップでの価格は1回払いが9万8000円となっている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.