コラム

「Xからダークモードが消えた」「見づらい」──ユーザー困惑、対処法は?

3月6日朝、Xでダークモードが消え画面が白くなる現象が発生し、多くのユーザーから不便との声が相次いだ。Yahoo!リアルタイム検索でも画面の変化に驚く投稿が続出し、トレンド入りするなど大きな混乱が広がった。ダークモードでの表示に戻すための具体的な対処法を紹介する。

 X(旧Twitter)から“ダークモード”が消えた──こんな声が3月6日朝、相次いだ。トレンドや面白いポストをリアルタイムに把握できる、X検索サービスの「Yahoo!リアルタイム検索」を確認したところ、不便との意見が続々とポストされていることが分かった。

 多くのユーザーが朝のルーティンとしてXを開いた際、突然の画面の変化に驚きを隠せない様子がうかがえる。


「Yahoo!リアルタイム検索」における本件のポスト数の推移(7時頃)

SNSで上がっている困惑の声

 X上では、設定の消失や突然の仕様変更に対し、以下のような意見が寄せられている。

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「ダークモードの設定がどこへ行ってしまったのか分からず、画面がとてもまぶしく感じてしまいます」

「Xが急にダークモードに切り替わりました。端末本体の設定に合わせるようなアップデートが行われたのでしょうか」

「ダークモードがないと、これほどまでに見づらいものなのですね」

「設定項目がなくなってしまい、画面のまぶしさで目が痛いです」

「目が覚めたら勝手にダークモードになっていて、どうすれば元の設定に戻せるのか困惑しています」

「皆さんはダークモードが消えたようですが、私は朝起きたらなぜかダークモードに切り替わっていました。不思議な現象ですね」

「設定が勝手に解除されてしまい、少々困っております」

「ダークモードがなくなってしまい、少し寂しく、つらい気持ちです」

「Xやブラウザはダークモードで利用したいのですが、それ以外は白い背景が好みなので、個別に設定させてほしいですね。勝手な変更は控えていただきたいです」

「元に戻す方法を久しぶりに確認しようとしたのですが、場所が分からなくなってしまいました」

「画面がまぶしくて目が痛くなってしまうので、設定を戻せるようにしていただきたいです」

「背景設定が消え、強制的に真っ白な背景になってしまったのは私だけでしょうか。暗い場所を好む身としては刺激が強いです。」

 このように、ライトモード(白背景)に固定されてしまったユーザーと、逆にダークモードに固定されてしまったユーザーの双方が見受けられる。特に「アプリ個別で設定を管理したい」という層からの反発が強いようだ。

そもそもダークモードとは?

 ダークモードとは、黒色や濃いグレーを基調とした表示を指す。Appleは開発者向けページで「システム全体の外観設定で、暗いカラーパレットを使用して低照度環境で快適な表示体験を実現します」と紹介している。また、個人の感覚差はあるものの、白背景の強い光は目が疲れやすく感じるとの声もネット上では多く見られる。特に夜間や暗い室内での利用には欠かせない機能となっている。


Appleの開発者向けページ(出典:ダークモードについて)

 Xではこれまで、アプリ内の設定から自由に背景色を選択できた。しかし、3月6日7時の時点ですでに設定項目がなくなっていることが確認されている。

 以前は、設定の「アクセシビリティ、表示、言語」→「表示」→「ダークモード」と進むことで設定を行えたが、現在はダークモードという項目自体が見当たらない。

現時点での対処法:OS側の設定を確認する

 Xアプリ側の個別設定が消えてしまった現状、有効な対策となるのがスマートフォン本体(OS)の設定を切り替えることだ。近年のスマートフォンは、アプリ個別の設定とは別に、システム全体をダークモードに統一する機能を備えている。Xがデバイスの設定に依存する仕様に変更された可能性があるため、以下の手順を試してほしい。

iPhone(iOS)で設定する手順

 iPhoneでは、iOS 13からシステム全体でのダークモードが導入されている。設定手順は次の通り。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「画面表示と明るさ」をタップする
  3. 外観モードの項目で「ライト」または「ダーク」を選択する(ダークモードを希望する場合はダークを選択)

 ここでは手動切り替えのほか、「日の入りから日の出まで」や「カスタムスケジュール」によって、時間帯に合わせて自動で背景色を変えることも可能だ。


iPhoneでダークモードを設定するには、まず「設定」アプリを開き、次に「画面表示と明るさ」を選択する。そこで外観モードの項目から「ダーク」をタップすれば切り替えは完了だ。気分に合わせて戻す際も同様の手順で行える

Android(Google Pixel)で設定する手順

 Androidでは、2019年リリースの「Android 10」から正式にダークモードへ対応した。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ディスプレイ」をタップする
  3. 「ダークモード(またはダークテーマ)」のスイッチをオンにする

 詳細設定から「スケジュール」を選択すれば、指定した時間にオンにするなどのカスタマイズも行える。

Android(Samsung Galaxy)の場合

 メーカーによって名称や手順が若干異なる場合がある。例えばサムスン電子のGalaxyシリーズでは以下の通りだ。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ディスプレイ」をタップする
  3. 上部に表示される「ライト」または「ダーク」を選択して適用する

スマホの設定、見直しを

 今回の現象が、Xによる意図的な仕様変更(OS設定への完全準拠)なのか、一時的なバグなのかは不明だ。しかし、SNS上の反応を見る限り、多くのユーザーが「アプリ独自の個別設定」を重宝していたことが分かる。

 もしディスプレイがまぶしくて困っている、あるいは逆に白背景に戻したいという場合は、一度スマートフォン本体の設定画面をチェックしてみてほしい。

 今後、ユーザーの要望を受けて設定項目が復活する可能性もあるため、App StoreやGoogle Playでのアップデート情報にも注目しておきたい。とはいえ、もともとスマートフォンでダークモードを利用している人は、今回の異変に気付かないかもしれない。

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