KDDIがフィッシングメール対策を強化 「なりすましが疑われるメール」に警告表示
KDDIは、特殊詐欺による被害の防止を目的とたauメールのフィッシングメール対策を強化。送信元のなりすましが疑われるメールへ警告を表示し、フィルタリングサービス「迷惑メールおまかせ規制」の精度向上も図る。
KDDIは、3月24日から特殊詐欺による被害の防止を目的としたauメール(au.com/ezweb.ne.jp)のフィッシングメール対策強化を順次実施すると発表した。
auメールでは、2023年から受け取ったメールの送信者情報が詐称されていないかを確認する送信ドメイン認証技術(DMARC、DKIM)とアイコン表示標準技術(BIMI)を導入し、なりすましメールの抑止に取り組んでいる。これに加え、送信元のなりすましが疑われるメールに対して警告を表示する機能をauメールアプリへ導入する。アプリバージョンはVer.16.01.2G以上。
あわせて5月下旬以降、迷惑メールの疑いのあるメールを検知/規制するフィルタリングサービス「迷惑メールおまかせ規制」の精度向上を図る。本サービスで活用している迷惑メールフィルタリング関連会社の判定情報に、ユーザーへ届くメールから判定に有効な特徴データなどを自動的に反映するという。既に迷惑メールおまかせ規制を利用しているユーザーには自動的に適用されるため、操作などは不要だ。
またau、UQ mobile、auひかりの契約者を対象に実施している迷惑電話対策サービスの6カ月無料提供を4月15日から9月30日まで再度行う。au、UQ mobile契約者は迷惑電話やいたずら電話を着信後に「1442」へダイヤルし登録すると、以降は先方に「お断りガイダンス」が流れて電話の着信をブロックする「迷惑電話撃退サービス」が6か月間無料になる。非通知でかかってきた電話でも登録が可能だ。
auひかり電話の利用者は、適用条件を満たすと詐欺や迷惑な勧誘などの着信を自動で防ぐ「迷惑電話 発着信ブロック」が加入月無料と合わせて最大6カ月間、月額料が無料になる。発信時も宛先の確認を行い、危険な電話番号と繋がってしまうリスクを低減する。
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