「空が見えればつながる」安心を“カナダ”や“フィリピン”でも au Starlink Direct対象国、4カ国に拡大
KDDIと沖縄セルラー電話は2026年6月以降、衛星通信サービス「au Starlink Direct」の海外ローミング対象国を拡大する。現在の米国に加えてカナダやフィリピン、ニュージーランドを追加し、計4カ国で展開する予定だ。空が見える場所なら、現地の圏外エリアでも普段のスマートフォンでデータ通信や通話が可能になる。
KDDIと沖縄セルラー電話は2026年6月から、衛星通信サービス「au Starlink Direct」の海外ローミング接続先を順次拡大する。現在提供中の米国に加え、新たにカナダとフィリピン、ニュージーランドの3カ国を対象に加える予定だ。利用者は空が見える場所であれば、従来の通信網が届かない圏外エリアでも、スマートフォンを衛星と直接つなぐことでデータ通信や音声通話を利用できる。
具体的なスケジュールとして、カナダでは6月からロジャーズ・コミュニケーションズ・カナダとの連携を開始する。続く9月にはフィリピンのグローブ・テレコム、年内にはニュージーランドのスパーク・ニュージーランドが加わる計画だ。すでに日本で本サービスを利用しているユーザーは、対象の国や地域でも当面は追加の申し込みなしで、衛星による国際ローミングサービスをそのまま享受できる。
海外の秘境や山間部でも普段のスマホで連絡
海外で利用する場合、事前にスマートフォンのソフトウェアを最新版へ更新し、ローミング設定を有効にする必要がある。この設定を済ませておけば、対象国の圏外エリアへ移動した際に、自動で現地のスターリンク衛星と接続して通信を開始する仕組みだ。LINEやXといった主要なメッセージアプリも利用できるため、旅行中の慣れない土地で圏外になっても、家族や友人と円滑に連絡を取り合える。
本サービスは「Starlink Mobile」という技術を活用しており、スマートフォンと衛星が直接通信を行う。従来の「au海外放題」などの「au世界サービス」と組み合わせることで、通信圏内と圏外の境界を意識せずにシームレスな通信環境を維持できる。KDDIが展開するこの取り組みは、海外での活動範囲を飛躍的に広げるだろう。契約者は当面の間、無料でこの衛星ローミング機能を利用できる点も大きな利点だ。
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