ソフトバンク「契約解除料を新設します」 上限は各ブランドともに1100円 発生しないケースも
ソフトバンクは3ブランドで1年以内の短期解約に新たな契約解除料を設定すると発表した。制度は2026年7月1日以降の新規加入が対象で、ブランドごとにプランに応じた解除料を設ける。契約解除料が発生しないケースもある。
ソフトバンクは6月1日、ソフトバンク、Y!mobile(ワイモバイル)、LINEMO(ラインモ)の3ブランドにおいて、「契約解除料」を新設および変更すると発表した。
対象となるのは、7月1日以降に新規契約、または他社からの乗り換え(MNP・番号移行)で加入したユーザーだ。回線提供開始月から「12カ月以内=1年以内」に解約した場合、加入プランに応じた契約解除料が発生する。かつて携帯電話業界で一般的だった「違約金」が、短期解約に限定して実質的に復活する形だ。
3ブランドの契約解除料の違い
今回の改定では、解約時点で適用されている料金プランによって解除料が異なる。上限は各ブランドともに1100円(税込み)に設定された。
ソフトバンクでは、スマートフォンの主要プランの解除料は一律1100円となる。「ペイトク2」「ミニフィット2」などは1100円、データ定額サービス未加入は748円、キッズフォン向けは528円だ。
Y!mobileでは「シンプル3 S」「シンプル3 M」が858円、「シンプル3 L」などが1100円となる。
LINEMOは、これまで「加入当月の解約」に限り990円の解除料があったが、今回の改定により、他2ブランドと同様に「回線提供開始月から12カ月以内の解約」へと期間が大幅に延長される。「LINEMOベストプラン」は990円、「LINEMOベストプランV」は1100円だ。
グループ間の乗り換えは免除
ただし、契約解除料が発生しないケースもある。初期契約解除制度の「8日間キャンセル」に加え、ソフトバンク、Y!mobile、LINEMOの自社3ブランド間での乗り換え(番号移行)については、契約解除料は発生しない。あくまで「他社への流出」や「完全な解約」に対する手数料だ。
関連記事
「ソフトバンクはどこかで値上げに踏み切る」と宮川社長 中長期的な視点から値上げを検討
ソフトバンクは11月5日、「2026年3月期 第2四半期 決算説明会」を開催。宮川潤一社長が登壇。料金プランに関してコメントした。ソフトバンク宮川社長「値上げの方向性は同じ」、ドコモとKDDIに続くか? 衛星直接通信も2026年に投入へ
ソフトバンクの宮川潤一社長は2025年3月期決算発表で、KDDIとNTTドコモが打ち出した値上げについて「方向性は同じ」としながらも「タイミングは慎重に見極める」姿勢を示し、2026年には衛星直接通信サービスを投入する計画を明らかにした。「ドコモとKDDIが先に値上げしてくれた」――ソフトバンクはどう動く? 宮川社長がコメント
ソフトバンクの宮川潤一社長は、5月8日の決算発表会で通信料金の動きについて言及した。携帯電話の料金プランについては、NTTドコモとKDDIがソフトバンクよりも先に発表。ソフトバンクはどう動くのか。ソフトバンク料金プランの値上げについて、「(これから)結論を出していきたい」と宮川社長
ソフトバンクは2026年2月9日、「2026年3月期 第3四半期 決算説明会」を開催。宮川潤一社長が説明を行った。料金プランの値上げに言及する場面があった。楽天モバイルの値上げしない発言に、「アンフェアだ」とソフトバンク宮川社長 一体なぜ?
ソフトバンクは11月5日、「2026年3月期 第2四半期 決算説明会」を開催。宮川潤一社長が登壇。料金プランに関して「アンフェアじゃないか」などとコメントした。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.