13人のプロフェッショナルに聞いた――「HTC J One」の魅力と新しさ(2/4 ページ)

» 2013年05月27日 09時30分 公開
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UltraPixel:画素サイズを大きくするのは正しい方向

photo 荻窪圭氏

 HTC J OneのUltraPixelカメラは、400万画素に抑えることで、画素サイズが大きくなり、より多くの光を取り込めるようになった。画素数ではなく画素サイズを重視する姿勢に対して、フォトグラファーの方々が特に高く評価している。ただ、400万という数字にネガティブな印象を持たれる恐れがあるのも事実。UltraPixelをどうユーザーに伝えるかが課題とする声もあった。また、イベントでは、PCやテレビに表示させても十分、との説明があったが、実際に大型モニターに映して高画素カメラとUltraPixelで撮った写真を見たい、と感じた人も多かったようだ。

 「カメラは起動もAFも非常に快適で、4Mピクセルに抑えた点は素晴らしいと思います。サクサク撮れます。ただ『UltraPixel』では一般のユーザーはピンとこないでしょう。他社が『画素数が多い』ことをアピールするのであれば、HTC J Oneは『画素が大きい』をアピールするべきで、『画素数は多いけど画素は小さい』vs『画素数は少ないけど画素は大きい』というイメージにもっていくのがよいかと思います。例えば「デカ画素!」といってしまったほうがキャッチーでしょう。

 あとは4Mに相応しい高画質(豊かな階調や高感度時の特性やノイズなど)が得られていれば、絶賛いたします。こればかりは、さまざまなシチュエーションで撮ってみないと分かりません。編集機能は大変面白く、使い勝手も悪くありません」(荻窪氏)

 「UltraPixelの、画素を大きくして光を多く取り込むという考え方は、デジカメの黎明期の考え方です。今は電気的な増幅とソフトによる画像処理で『絵』を作ろうとします。その意味で、スマホなのにデジカメの原点に帰った製品が出てきて嬉しい。実際に薄暗い会場で撮った写真は、もちろんノイズは乗るのですが、それはコンデジのレベルでした。良いカメラだと思います」(矢野氏)

 「カメラに特化したデザインは個人的にはNGで、スマートなデザインが大事だと思います。その面で、画素サイズの大型化は正解だと思います」(武藤氏)

photophoto 武藤裕也氏(写真=左)と矢野渉氏(写真=右)

 「高画素化に向かわないで画素自体を大きくするというのは正しい方向で、英断といえるでしょう。ただ、画素面積を大きくすることができないことから、400万画素というのは、テレビなどの大きなモニターで見たときにどうなのでしょう。高画素機との比較も含めて見てみたい」(郡川氏)

 「薄暗い会場の中でも、見た目に近い写真が撮れることに驚きました。画素数を下げても、画素サイズを上げることで画質向上を狙うという考え方は、個人的にも賛同できるもので、実際の画質も納得がいくものになっていました」(青山氏)

 「画面で見る限りは、Ultra Pixelはスマホとしてはいい感じかと思う。PCの画面に出しても大丈夫というのをアピールしたいのであれば、PCも用意して会場で撮影したものも見せてくれると、よりいいアピールになったのではないかと思います」(野村氏)

 「ラウンドフォルムは手になじみやすい」(潮氏)

HTC Zoe:斬新だが、一般ユーザーにどこまで訴求できるかがカギ

 折原氏が「Zoeのカメラは映画の中のカメラ」と表現するなど、Zoeの新しいコンセプトは好意的に受け止める人がほとんどだったが、スマートフォンに詳しくない一般ユーザーがどこまで使いこなせるかを心配する声もあった。Zoeの利用シーンをいかに提案するかが重要になりそうだ。

 「『シャッターを押した瞬間の1枚だけを撮ればいいという時代は終わった』という新しい撮影機能はどんどんアピールすべきです。もうひとつ、Zoeは短い動画ですが、音声の自動フェードアウトは欲しいかなと思います。プツッと切れちゃう感じなのは印象がよくないかと。Zoeのような静止画+動画を気軽に撮れる、あるいは高速連写でパシャパシャ撮れるとなると、必然的に撮影枚数が増えます。大量の写真から目的のものを探し出すためのアイデア、例えば連写したモノはスタックしてひとまとめにして、タップするとサムネイルがフキダシとなって現れるなど、撮ったあとの工夫があるとなおよいかと思います」(荻窪氏)

 「Zoeは人を選ぶのではないかと思います。子どもの写真を例にとれば、とにかくできるだけ『記録』したい人、撮影した後のセレクト作業などが苦痛でない人にとってはこれ以上の機能はないでしょう。動画も撮れてお得!ぐらいに感じるに違いません。しかし、特別な日の特別な1枚の写真に価値を見出す人もいます。そういう人にとっては無用の長物なのだと思います。まあ、機能はたくさんついていて、その中から使う人がセレクトすればいいだけなのですが」(矢野氏)

 「動きのある被写体、街中のスナップなどに力を発揮するでしょう。また風景などでも波や点景人物など最適な一瞬をとらえることが難しい場合などには、この機能はありがたいです」(郡川氏)

 「チャレンジングな機能で楽しい。ただ、デジタルに明るくない人にうまく機能を訴求するのは簡単ではないと感じました」(三井氏)

 「撮った写真をフォトエディタで編集できるのがスゴイ。友達や自分撮りで顔を小さくしたり、肌を滑らかにしたりできたら、共有もしやすくなります。自分撮りブロガーも多いし、女子にはフェイスリタッチが響きます! ただ、通常とZoeの使い分け少々分かりにくかったです」(ミゾタ氏)

photophoto 三井公一氏(写真=左)とミゾタユキ氏(写真=右)

 「Zoeはメディアの大容量化に適しています。スマイルレタッチは助かります」(武藤氏)

 「Zoeは面白い機能ですが、単体では一般ユーザーが使いこなせない。LINEやFacebookなど外部サービスとの連携をきちんと行い、普通の人がZoeで撮影した写真を共有して楽しめる環境作りを行わないと普及は難しい」(神尾氏)

 「昨今、ハイクオリティなカメラを搭載した製品が増えており、暗部画質などだけではそうしたハイスペック製品との差は小さいかな、とも思いました。他方で、操作性の軽さやZoeの切り口の面白さは、この製品独自の良さだと思っています」(西田氏)

 「Zoeのカメラで自分がイメージしたのは『映画の中のカメラ』です。映画の中で静止画を撮影する人が登場するときって、撮影する直前まで人が動いていて、そこからシャッターを切ると静止する、という演出がよく行われますよね。4秒前から撮影しておけば、アルバムを開いたときに、自動的にそんな光景が動き出すんです。Zoeは集合写真を撮るときに使って、みんながカメラに向けてポーズを決める前から収めておくのが面白いのだと思います」(折原氏)

 「(シャッターを押す)1秒前から20枚の写真を撮る機能は有用。映画音響で3秒前から収録する機能を持つレコーダーがありますが、瞬間を逃さないという点ではよいです」(潮氏)

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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年6月30日

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