W21SA、伸びは今一歩か? 〜W21Kも勢いがストップ:携帯販売ランキング(8月16日〜8月22日)
auの「WIN+BREW」端末が出そろった。先週初登場でランクインを果たした「W21SA」は、順位を上げたものの伸びはいまひとつか。ボーダフォンは、「V602SH」がV2を達成した。
夏の新機種ラッシュも一段落し、ドコモ、ボーダフォン、auとも話題の端末が出揃った。auの「WIN+BREW」端末こと「W21SA」や「W21K」は、どれほど順位を上げられるだろうか。
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ドコモは、特に大きな変動なし。3、4、5位が入れ替わったほか、9、10位が入れ替わっただけだ。この結果、「N900i」(右写真)が3位に浮上し、「ぶるぶるベリー」などのネーミングで知られる「P252iS」が1つランクアップした。
トップ10の顔ぶれは、しばらく変わらないまま。追加で新機種が発表されるか、現在の新機種が“型落ち”して値段が下がるまで、当分はこれに似たランキングが続くのかもしれない。
auは、注目のW21SAの伸びがいまひとつか。先週初登場で8位にランクインしていたが、1週間おいて2つランクを上げ、6位になった。さらに上を狙えるか、微妙なところだろう。
W21K(左写真)も勢いがストップ。先週と同じ9位となっている。なお、W21シリーズの中では最上位にある「W21S」も、ラジオ付きでEZナビウォークに対応した「A5503SA」とQVGA液晶を搭載した小型端末「A1402S」の壁はなかなか破れないようだ。
ツーカーは、相変わらず「TT32」と「TT31」が2強の状態を保っている。以下、3〜8位までめまぐるしく順位が変わったようだが、全体の顔ぶれは先週とまったく同じだ。
3位に上がった「TS41」(右写真)は、先週5位からのランクアップ。「骨で聞く」骨伝導をウリにした端末だ。来週以降、1位、2位をを脅かすことができるか。
ボーダフォンは、光学ズーム付き202万画素カメラ搭載の「V602SH」が“V2”を達成。長く1位として君臨していた「V601SH」を、先週に続いて2位に封じ込めた。このまま、新たな長期政権を築けるか。
そのほかを見ると、3、4位が入れ替わり、6、7位が入れ替わるなど小幅な変動のみ。なお、3位に2.2インチのQVGA液晶を搭載した小型モデル「V301SH」(左写真)が入ったことで、SH端末の「1、2、3フィニッシュ」となった。
今週末には、A1402Sのセカンドモデルにあたる 「A1402S II」が発売になる予定(8月25日の記事参照)。こちらも人気が出るか、注目だ。
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