昨晩降った雪がまだところどころに残る2月25日、ドコモのシャープ製端末「SH700i」が発売になった。都内量販店での新規価格は2万6040円(ITmedia調べ)。
10日に発売になった「F700i」とほぼ同等価格(2月10日の記事参照)。最新のハイエンド端末901iシリーズが約3万円と高止まりするなか、700iシリーズや1万円ほど安い。一方で、昨年春に発売された900iシリーズは2万円を切る機種が多く、値頃感がある。
700iシリーズは、901iシリーズをベースに過剰な機能を削ったシリーズ。テレビ電話やデコメール、大容量メール送信などは901iシリーズ同等だが、iアプリはムーバ506i相当の容量のものに抑えた(2月2日の記事参照)。また、「おサイフケータイ」ことFeliCa搭載は見送られた。
発売済みのF700iのほか、今回のSH700i、そしてP700i、N700iがラインアップされている。
SH700iは、130万画素CCDカメラに2.2インチモバイルASV液晶を組み合わせた端末。miniSDカードスロットも備える。またアンテナは内蔵型となっている(2月2日の記事参照)。
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