NTTドコモは6月14日、62名の契約申込書の控え51件を紛失したことを明らかにした。契約者の携帯電話番号、氏名、住所、連絡先電話番号が記載されていた。捜索を進めているが、現在でも発見されていない。
6月3日に、埼玉県蕨市のドコモショップ蕨東口店で契約書の控えが行方不明になっていることが判明。捜索したが発見できず10日に警察署に紛失届けを提出した。
2005年に入ってから、通信各社で契約者の個人情報の紛失が相次いでおり、ドコモでも2月の個人情報流出以降も東北で契約申込書を紛失するなどの事件が起こっていた。
同社は、「情報管理の徹底の一環」(ドコモ)として、4月から契約書控えのペーパーレス化を順次進めており、新規契約と名義変更以外の手続きについては全国で完了している。上記2点に関しても改善を進め、「9月を目標にペーパーレス化を完了する予定」(ドコモ)としている。
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