D902iに襲いかかるN902i、しかし?〜V604SHも急浮上:携帯販売ランキング(11月14日〜11月20日)
ドコモは、N902iが登場。D902iとランキング争いを繰り広げている。またボーダフォンにも新星が誕生した。
先週、902iシリーズの新機種「N902i」がリリースされた。またボーダフォンからも、上位ランクの常連であるシャープ製端末の「V604SH」が発売になっている。集計の都合上、いずれも週末のみの販売成績しかカウントされていないが、トップ10に入れるか。
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ドコモのランキングが面白くなってきた。N902i(右写真)が初登場で、5位にランクインしている。さすがは人気の“N”端末、3日間の販売成績だけでスタートダッシュをかけて、ほかの端末をごぼう抜きした。
しかしその上、4位に「D902i」がいる。先週初登場で8位に入ったが、今週さらに4つランクを上げた。薄型スライドボディ、2.8インチの大画面液晶を搭載した端末だが、ユーザーの支持を集めているようだ。ドコモといえば“N”“P”それに“SH”が上位を占めるというのが定番だったが、“D”が今後どこまで戦えるか注目だ。
auは、あまり大きな変化がない。「W31T」が首位の座をキープしているほか、2位の「W32H」も先週と変わらず。EZテレビ対応の「A5511T」(左写真)の販売成績がやや下降気味で、2週前まで2位だったのが今週はもう7位にまで落ちてしまった。
入れ替わるように上がってきたのが「簡単ケータイ」の愛称を持つ「A5517T」。初登場13位、2週目で10位に入り、その次の週は10位に足踏みしたが今週になって6位に上がった。順調にランキングの階段を上がっている。
ツーカーランキングは、あまり変化がない。1位は「ツーカーS」(右写真)で、これは結局1年間変わらないまま。逆にいうと、ツーカーSを上回る人気の端末は出てこずじまいだったということもできる。
2位、3位も先週と変わらず。「TS41」が7位から4位に上がったのが少し目をひくが、大きく見れば4位〜7位がそれぞれ先週から順位を入れ替えただけ。全体としての顔ぶれはあまり変わっていない。
ボーダフォンは、上位陣が相変わらず。先週トップに立った「903SH」だが、1週で首位の座を明け渡してしまった。代わって首位に立ったのが比較的古い機種である「V603SH」。V603SHと「V603T」という、旧世代のPDCコンビが世代交代を許そうとしない。
ただし、ランキングの下のほうに“新星”が登場している。初登場で10位に入った「V604SH」(左写真)がそれで、上々の滑り出しを見せた。ちなみに、これでボーダフォンのランキングは10機種中6機種がシャープ製ということになった。残る4機種は東芝製で、若干メーカーが偏っている印象を受ける。
今週も、いくつか新機種が登場した。ドコモからはFOMA最薄の「prosolid II」が全国で発売になったほか、auからは「W32T」が25日に一部地域でリリースされた(11月25日の記事参照)。auのランキングは大分落ち着いてきた感があるため、このあたりで新機種に順位を“荒らして”ほしいところだ。
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