写真で解説する“コドモバイル”「812T」(2/2 ページ)
最近、子どもの防犯への関心が高まるにつれて、子どもの防犯に役立つ機能を搭載した子ども向けのケータイが続々登場している。“コドモバイル”「812T」はソフトバンクモバイル初の子ども向け携帯電話だ。
ディスプレイやダイヤルキーなどのレイアウト、デザインは810Tと共通。ただし、いくつかの機能が省かれているため、カーソルキー周りのアイコンはすっきりしている。キーはそれぞれの中央部が突起した「ドームキー」を採用しているのもまったく同じである。
810Tや兄弟機811Tにあって812Tにない主なハード上の機能は、国際ローミング、ミュージックプレーヤー、赤外線通信。また、サービスとしては、「Y!」ボタンで接続するポータルサイトが812T発売と同時にスタートする「Yahoo!きっず」になる。着うた、着うたフル、S!アプリ、ストリーミング、S!GPSナビは利用可能だ。
メニューなどのGUIも810Tとほぼ同じ構成。ただデザインは子ども向けに変更されている。特にメインメニューは、男の子向け、女の子向けそれぞれにブルー系、ピンク系のデザインが選べ、さらに、それぞれが「メニュー1」「メニュー2」「メニュー3」と、利用を制限されている機能のアイコンを変えたパターンが用意されている。
もちろん、東芝製端末で人気の「くーまん」もしっかり812Tに住んでいる。待ち受け画面では気まぐれにフキダシで話しかけてくるのだが、「きけんをかんじたらぼうはんブザーをならすでふ」といったように、子ども向けのメッセージも追加されている。
さらに、子ども向けということで「ドラゴンボール」や「ワン・ピース」、「NARUTO」といった人気キャラクターの待ち受けFlashをプリインストール。ゲームも親子で遊べるものが入っている。
関連記事
- ソフトバンクは“コドモバイル”──子ども用携帯「812T」を2月に発売
ソフトバンクモバイルは、防犯ブザー用の大型スイッチを実装する子ども向け携帯「コドモバイル 812T」を2007年2月に発売、同時に子ども向けポータル「Yahoo!きっず」の携帯版も展開する。 - ワンセグ、世界最薄、HSDPA、20色展開など14機種58色──ソフトバンクの春モデル
ソフトバンクモバイルは春商戦向けの2007年春モデル14機種58色を発表。20色展開する“PANTONEケータイ”や、HSDPA対応の全部入りスライド端末のほか、コドモバイルや薄さ“8.4ミリ”のストレート端末などが登場した。 - “愛”あふれるキャラクター「くーまん」。生誕の秘密と復活の理由
2G端末時代から東芝製携帯ユーザーを虜にした愛すべきキャラクター「くーまん」が、2006年のソフトバンク秋冬モデルでめでたく復活を遂げた。改めて“くーまん”とは何か、どんな魅力があるのか、復活した理由は何か。東芝のくーまん企画担当者に聞いた。 - ニーズに合わせた必要最低限のメニューを表示──「810T」
東芝製の「810T」は、ユーザーがニーズにあったメニューや文字サイズを選べる3G携帯。携帯初心者や年配ユーザーの使いやすさに配慮した。GPS機能も装備する。 - 写真で解説する「810T」
手になじむ丸みと、各色で微妙に異なる上質なフォルムを実現するソフトバンク版の“簡単ケータイ”が「810T」。携帯初心者や年配ユーザーにも使えるよう工夫された簡単メニューを用意する。 - あなたは多分、“くーまん”の魅力を知らない──「810T」
充実したメール機能とフレンドリーデザインが特徴の「810T」。後編は、復活した“くーまん”の魅力と、昨今、子ども向けとして望まれるGPS機能を中心に解説していく。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.