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「他社にはマネしにくいサービスで“反撃”に出る」──ドコモの夏野氏(1/2 ページ)

複数番号所持サービスのほか、音楽定額制サービスも利用可能となり、機能に加えてサービスも大きく進化した904iシリーズ。ドコモの夏野氏は「904iで“反撃”に出る。他社にはそう簡単にはマネできないサービスも展開する」と夏商戦向けモデル投入にあたり、鼻息荒く宣言した。

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photo 「他社にはマネしにくいサービスで、“反撃”に出る」(NTTドコモ 執行役員マルチメディアサービス部長の夏野剛氏)

 ドコモは“反撃”に出る。他社になかなか真似できない携帯の新しい波を起こしていく──NTTドコモは4月23日、2007年夏商戦向けの主力機種「FOMA 904i」シリーズを発表。NTTドコモ執行役員 プロダクト&サービス本部マルチメディアサービス部長の夏野剛氏はFOMA 904iシリーズの発表にあたり、開口1番こう宣言した。

 同社は2006年10月の番号ポータビリティ開始後、2006年11月に創業以来初となる純減を記録。純減はこの11月だけだったものの、契約者数の純増は引き続きauに大きく差を付けられている状況が続き、2006年9月と比較すると累計シェアは約1.1ポイント下落した。

 今回、同社は新しいキャッチフレーズおよびロゴに「DoCoMo 2.0」を挙げた。Web 2.0という言葉にならって“ドコモは変わる、そして携帯も次のステージに行く”意味を込めたものだという。番号ポータビリティ開始直前の2006年10月に発表した「903i」シリーズでも同氏は「攻める」と宣言したが、実際は単月純増数でauに大きく差を付けられている現状があり、「どちらかというと実は、コミュニケーション分野がおとなしかったかな」(夏野氏)とも振り返る。


photophoto 同社が新たに掲げる「DoCoMo 2.0」ロゴ。904iシリーズは、音楽、ゲーム、動画、2番号、携帯クレジット、コミュニケーション、実用ツール、GPS、グローバルの9分野に共通する機能を全機種で対応する
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今回発表した904iシリーズ5機種。上段左からD904i、F904i、N904i、下段左からP904i、SH904i
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