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強い衝撃で発熱や膨張の恐れ──「簡単ケータイS」の電池パックに不具合
KDDIは6月4日、「簡単ケータイS」の電池パックに不具合があることを明らかにした。端末本体に強い衝撃を与えると膨張する恐れがあるというもので、同社では良品の送付で対応する。
KDDIは6月14日、京セラ製「簡単ケータイS」(A101K)の電池パックの一部に不具合があることを明らかにした。稼働中の同端末約20万9000台のうち3万4000台が影響を受ける可能性がある。KDDIは対象ユーザーに書面で通知し、供給体制が整い次第、良品の電池パックを郵送する。
不具合は、簡単ケータイS本体に強い衝撃が加わった場合、電池パックが発熱し、膨張する可能性があるというもの。KDDIは、通常利用ではこの事象が起こることはないとしている。
この事象が起こるのは、製造番号KY-YIA、KY-YKA、KY-YLA、KY-XCA、KY-XDA、KY-XEA、KY-XFAの電池パック。製造番号は端末の電池フタを外すことで確認できる。
KDDIによればこの電池パックの製造は、6月13日に不具合が確認されたウィルコムの日本無線製端末向け電池パックの製造元と同じNECトーキンが担当したという。
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