ニュース
ドコモ、“iモードメール大量送信者”該当条件を1日200通から500通に緩和
ドコモは11月20日から、「iモードメールの大量送信者からのメール受信制限」が適用される“大量送信者”のメール送信数を、1日200通から1日500通に変更する。ユーザーのメール送信機会の増加と、迷惑メール対策機能が充実してきたことを受けた措置。
NTTドコモは11月20日から、「iモードメールの大量送信者からのメール受信制限」で受信を拒否できる送信者の条件を、1日200通以上から1日500通以上に緩和すると発表した。
同社はiモード端末から送信される迷惑メールを減らすため、2004年1月8日から、1つの端末から1日に200通を超えて送られたメールを受信拒否する機能を提供している(2003年11月の記事参照)。しかし、昨今ユーザーがiモードメールを送信する機会が増え、またURL付きメールの拒否機能など、迷惑メール対策機能を充実させたことから、受信拒否するメールを200通目以降から500通目以降に変更する。
なお、受信を拒否するかどうかはこれまでどおり受け取るユーザー側で設定が可能で、初期状態では「拒否する」に設定されているが、受信するように変更もできる。
また11月20日からiモードセンターのシステム変更を行うため、PCなどから送信されるメールの送信元アドレスに、ひらがななどの2バイト文字が含まれる場合、iモードセンターで受信ができなくなるという。
関連記事
- ドコモ、iモードメール送信を200通に制限
ドコモは実質的にiモードメールの送信数を1日200通に制限する。迷惑メール対策のため、これまでの1000通制限を強化する格好。ただし受信側の設定により、200通を超えて送信されたメールを受信することもできる。 - iモードメールに送信制限。1日1000通
ドコモはiモード端末を使って送信される迷惑メールに対処するため、iモードメールの送信回数を1日1000通未満に制限する。 - ドコモ、ドメイン指定受信拡張〜キャリア別指定可能に
iモードメールのドメイン指定受信機能が拡張され、携帯・PHSキャリア別に受信拒否の設定が可能に。さらに個別のメールアドレスを指定して受信を許可することも可能になる。 - 国内発迷惑メールの大幅減目指す、JEAGが対策「提言書」
迷惑メール対策を目的とした業界団体、JEAGは、迷惑メール対策に有効な技術の導入方法や運用ポリシーなどを取りまとめた提言書を公表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.