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次期モデル登場までに“つなぐ”、次なる1手──それは「値下げ」か携帯販売ランキング(9月17日〜9月23日)(2/2 ページ)

商戦期の狭間“枯れる時期”の小商戦「敬老の日需要」が終わった。“秋冬商戦向けモデル”の登場を前に需要が鈍る期間に、ユーザーはどんなことを望むだろうか。それは今回のソフトバンクの結果にかなり表れているように思える。

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動きがないauランキング──W53SとINFOBAR 2、そして次期モデルに期待

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W52SH

 auの販売ランキングは前回と同じく、大きな動きはない。

 首位はシャープ製のスリムワンセグ「W52SH」が獲得。連続首位記録を「11」に伸ばした。続いて2位にカシオ計算機製の防水ワンセグ「W52CA」、3位に三洋電機製のソリッドデザインワンセグ「W52SA」が入った。

 今回の変動は、4位に入った東芝製のウェッジシェイプデザインワンセグ「W53T」(前回5位)と5位に入ったパナソニック モバイル製のアルミパネル+ワンプッシュオープン「W52P」(前回6位)、6位に順位を下げた京セラ製の厚さ15.3ミリスリムボディ「W44K II」(前回4位)の3機種のみ。敬老の日需要でそこそこ好調な売れ行きを見せた「簡単ケータイ A5528K」は、今回も8位に入り順位を維持した。

 さてW53Tは、10月下旬に新色「ネイビーラピスラズリ」と「ホワイトムーンストーン」が追加される。W44K IIのように“II”が付くといった異なる型番にはならないようで、新色の追加効果で実質販売期間の延長も期待できる。特にW53Tは発売直後に不具合が発覚し、約半月、販売を停止していた。このことも新色追加という策をとる理由の1つになったのかもしれない。

 今後のauは、まず10月上旬に“夏モデル最後”のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製端末「W53S」を発売。2007年秋冬モデルの発表第1弾(……となるのか不明だが)「INFOBAR 2」を11月下旬に発売する。INFOBAR 2の発売時期はまだ少し先だが、auもそろそろ「次期モデルはどうか」と「そろそろ値下げ?」が気になる時期になってきた。


2006年11月発売の「910SH」、約10カ月ぶりに首位カムバック

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910SH

 ランキングに大きな動きがないドコモとauに対し、ソフトバンクモバイルの順位予想はやはり難しい。

 今回の首位はなんと、2006年11月発売の“最強デジカメケータイ”「910SH」が獲得した。2006年の秋冬モデルとして登場した910SHは、そもそも初登場で1位を獲得した人気機種。その後、次期商戦モデルの登場とともにランク圏外に落ちたものの、9月に入って行われた値下げ効果か、最近、再びランクインする動きを見せた。9月第1週にランク圏外から8位、9月第2〜第3週は3位へはい上がり、そして今回、約10カ月ぶりに首位に返り咲いたことになる。さながら映画のようなカムバック劇を見た気分だ。ともあれ携帯を選ぶ最も大きいポイントの1つは、やはり「価格」であることが改めてうかがい知れた。

 そのほか、2006年から2007年上半期の大ヒット端末「705SH」の後釜となる“追加支払い0円”端末、パナソニック モバイル製の「705P」が今回6位から4位に、910SHと同日発売の“AQUOSケータイ 2nd model”「911SH」がランク圏外から10位に復活。ソフトバンクモバイルの端末は3機種も“2006年モデル”がランクインしている。

2007年上半期、最も売れたケータイは?



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