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秋冬モデル発表で値下げ顕著に──「駆け込み機種変」需要も増加か携帯販売ランキング(10月8日〜10月14日)(2/2 ページ)

10月も終盤。今週、auがキャリア一番乗りで秋冬モデルを発表した。その発表に前後して現行機種を含めて値下げする販売店の動きも激しくなっている。そんな中で首位を獲得する携帯は何か。早速今回の販売ランキングをチェックしていこう。

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秋冬モデル発表で値下げ傾向顕著に──「駆け込み機種変」需要も

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W52SH

 auの販売ランキングも今回は大きな変動がなかった。

 首位は変わらず、シャープ製のワンセグ端末「W52SH」が獲得。連続首位記録はこれで「14」に伸びた。

 続いて2位にカシオ計算機製の防水ワンセグ「W52CA」(前回3位)、3位にデジカメケータイ「EXILIMケータイ W53CA」(前回4位)、4位に三洋電機製のソリッドデザインワンセグ「W52SA」(前回2位)、5位に東芝製のウェッジシェイプデザインワンセグ「W53T」(前回5位)がランクインした。

 最後の“2007年au夏モデル”として10月4日に発売したソニー・エリクソン製の+JOG搭載端末「W53S」は今回順位を1つ上げ、8位に入った。周りの夏モデルが値下げ傾向にある中でのこの順位は“待ち”だった人もかなり存在したであろうことを意味し、なかなか健闘している結果といえるだろう。

 さてKDDIは16日、2007年秋冬モデルを発表した。その数は「INFOBAR 2」も含めて計9機種。これら新機種は11月中旬以降順次発売予定とされており、11月12日の「au買い方セレクト」開始後となるのは確実だと思われる。

 この発表を受け、販売店による夏モデルの値下げも顕著になると思われる。例えば最近、“EXILIM”ブランドを冠した500万画素デジカメケータイ「EXILIMケータイ W53CA」がじわじわ順位を上げており、今回は3位に入った。割安感の出る高機能端末、というよりauの夏モデルは多くがワンセグを搭載することから全体的に割安感が出ることで、「au買い方セレクト」導入前の駆け込み機種変を行うユーザーの増加にも拍車がかかると考えられる。

2006年モデルの「911SH」、今回も首位を譲らず

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911SH

 ソフトバンクモバイルの販売ランキングは、前回に続き“AQUOSケータイ 2nd model”「911SH」(2006年11月発売)が獲得した。

 続いて2位にシャープ製の“フルスライドワンセグ”「FULLFACE 913SH」(前回2位)、3位に“AQUOSケータイ 3rd model”「912SH」がランクイン。パナソニック モバイル製の復刻版新機種「705Px」は前回の7位から4位と、3つ順位を上げた。

 各社の“2007年夏モデル”は、auは「W53S」で、ドコモは19日に発売された「L704i」の発売でそれぞれようやく出そろったが、ソフトバンクモバイルは東芝製のスマートフォン「X01T」がまだ控えており、発売日の発表も10月19日現在、まだである。発表当初は8月中旬以降と告知されていたが、もう10月も終盤。2007年春モデルとして発表しつつ発売の遅れで夏モデルの“+1”機種として数えられた「805SC」のように、X01Tも秋冬モデルの“+1”機種として発表端末数に加わる事態になったりするのだろうか。それはさすがにないと思われるが……。

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