やっぱり写っていました──「news! au!!!! news!」:Mobile Weekly Top10
10月16日に華々しくデビューしたau 2007年秋冬モデル。今回KDDIは、発表会前からブログパーツを配布し、当日の夜には会場の模様を撮影した動画の配信を始めるなど、今までにないプロモーションを行った点も興味深かった。
+D Mobile Weekly Access Top10
2007年10月11日〜2007年10月17日
- 大画面有機EL、Rev.A、Woooケータイ、和風、超薄型など8機種──auの2007年秋冬モデル
- 新機種発表目前──2006年モデルが首位になる珍事も
- Rev.A+有機EL+BT搭載、ウォークマンと連携するエレガントケータイ――「W54S」
- Woooの高画質技術と有機ELが融合、アンテナは内蔵──「Woooケータイ W53H」
- 360度回転“リバーシブルスタイル”、Rev.A、有機EL×REGZA技術搭載のハイエンド──「W56T」
- 厚さ9.9ミリ、クレジットカードサイズの極薄ケータイ――「W55T」
- “漆器の小箱”に最新機能全部入り、スムースタッチが進化――「W54SA」
- ドコモの冬モデル「905i」シリーズ、大量にJATE通過──D905i、N905iμ/Biz、SO905iなど
- SIMロックフリーのシステム手帳型端末「HTC X7501」はどこまで“使える”か(前編)
- ハーフミラーにイルミが美しく浮かぶ“15.4ミリのスリムワンセグ”――「W53K」
今週のアクセスランキングは、10月16日のau 2007年秋冬モデル発表会の記事がトップを獲得。そのほかも10本中7本がauの新端末に関する記事で埋め尽くされた。かろうじて2位に発表会直前の週末に高い関心を集めた携帯販売ランキングの記事、8位に905iシリーズの型番が多数判明したJATE認証記事、9位に独特のスタイルが特徴のHTC製スマートフォン「HTC X7501」のレビュー記事が入っている。
アクセスランキングで見ると、au 2007年秋冬モデルで読者の関心が高い端末は「W54S」「Woooケータイ W53H」「W56T」「W55T」「W54SA」「W53K」の順に並ぶが、現在トップページの右側に掲出されている「+D QuickPoll」によると、WIN端末の人気はW54SA、W54S、Woooケータイ W53H、W56T、W55T、W53Kの順。よくよく見ると“全部入り”かつEV-DO Rev.A対応で3インチワイドVGA液晶搭載といった盛りだくさんな三洋電機製端末の注目度が高い。
そんなau2007年秋冬モデルの発表会は、今までとは異なるプロモーションが行われた点も興味深かった。発表会の10日ほど前から「10.16に都内某所で記者会見」と発表会を予告し、特設ページ「news! au!!!! news!」を設けてブログパーツを配布。簡単な登録を済ませると専用のIDが発行され、自分のブログにブログパーツを張ることができたほか、特設サイトに自分の選んだキャラクターが表示されるという、ちょっと凝ったページだ(非常に重いのが難点)。また3D仮想空間Second Life内にKDDIデザイニングスタジオを開設し、こちらでも新商品発表会を開催した。
特設ページで配布されたブログパーツでは、16日の夜から動画の配信をスタート。発表会場の模様を収録した映像が視聴可能になった。またau Portal Townと名付けられたタッチ&トライコーナーの様子を、5つのブロックごとに編集した動画も公開されており、会場や展示の雰囲気が伝わる内容になっている。ところどころにキャラクターたちの妙なコメントが入ったりもする。
さて、このau PORTAL TOWNの動画、発表会場を撮影したものなので当然と言えば当然なのだが、ITmedia +D Mobileのスタッフの姿もしっかり写っている。新端末発表のたびに読者諸氏が目にする「写真で解説する」記事はどのように取材しているのか、などと考えながらこの動画をご覧いただくと、また別な楽しみ方ができるかもしれない。
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