幅48ミリの細身ボディに3インチフルワイドVGA、ドルビーモバイル搭載──「SH905i」:HSDPA、GSM、ワンセグ、フルワイドVGA、GPS対応
シャープが開発した最新FOMA端末「SH905i」は、幅48ミリの回転2軸モデル。細身のボディに16:9のフルワイド表示が可能な3インチワイドVGAディスプレイを搭載した。
シャープの主力FOMA端末「SH905i」は、回転2軸ボディで登場する。ボディの横幅は48ミリと細身で、厚さも16.9ミリに抑えられているのが特徴だ。
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メインディスプレイには3インチのフルワイドVGA(480×854ピクセル)表示に対応したNewモバイルASV液晶を搭載。約1677万色表示に対応するほか、画面のアスペクト比が16:9になったため、ワンセグ放送を全画面で楽しむことができる。画像処理エンジンは「SV(Super Vivid)エンジン+」に強化され、設定によっては最大2000:1の高コントラストを実現。さらに携帯電話としては初めて「ドルビーモバイル」を搭載し、ワンセグを臨場感あふれるサウンドで楽しめる。
またSH905iでは、AQUOSケータイ「SH903iTV」や「SH704i」で好評だったマルチウィンドウ表示にも対応した。フルワイドVGAのディスプレイを活用し、ワンセグを視聴しながらiモードサイトのブラウジングなども行える。フルブラウザを利用するとWindows Media Video(WMV)ファイルの再生も可能で、一部サイトの動画が携帯電話でそのまま視聴できる。VGA対応のメガゲーム「デビル メイ クライ」もプリインストールする。
3.2Mピクセルのカメラは6軸手ブレ補正と被写体ブレ補正(高感度撮影)に対応した。パノラマ撮影機能も搭載。そしてSH904iに搭載されていたタッチパッド型デバイス「TOUCH CRUISER」も引き続き採用する。メニューやブラウザなどでカーソル操作が行えるほか、新たに文字や記号による手書きパスワード認証機能も用意した。
少々変わったところでは、音声入力対応の直感ゲームや、日本語で話しかければ英語に、英語で話しかければ日本語に翻訳表示してくれる「しゃべって翻訳」なども搭載した。国際ローミングをサポートしたことにあわせて、名刺リーダーは英字名刺にも対応している。
FOMAハイスピード(HSDPA)やワンセグ、国際ローミング(3G/GSM)といった、905iシリーズ共通の機能強化に対応したほか、高速赤外線通信IrSimple/IrSSもサポート。シャープ端末ならではの「マンガ・ブックリーダー」なども搭載する。
機種名 | SH905i |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 48×112×16.9ミリ |
重さ | 約125グラム |
連続通話時間 | 約200分(テレビ電話:約100分) |
連続待受時間 | 約540時間(静止時)、約290時間(移動時) |
アウトカメラ | AF付き有効約320万画素CMOS(6軸手ブレ補正、被写体ブレ補正) |
インカメラ | − |
外部メモリ | microSDHC対応 |
メインディスプレイ | 3インチ(480×854ピクセル)約1677万7216色NewモバイルASV液晶 |
サブディスプレイ | − |
ボディカラー | White、Black、Pink、Blue |
主な機能 | FOMAハイスピード(HSDPA)、ワンセグ、着うたフル、うた・ホーダイ、WMA、WMV、国際ローミング(3G/GSM)、iチャネル、おサイフケータイ、メガゲーム、直感ゲーム ほか |
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