写真で解説する「SH904i」
904iシリーズのシャープ端末「SH904i」は、2006年秋冬モデルとして登場し高い人気を獲得した「SH903i」の特徴を受け継ぎつつ、904iシリーズ共通の仕様を加え、各部の熟成を進めたモデルだ。
「SH904i」は、2006年秋冬モデルの先陣を切って発売された「SH903i」の、フラットでスクエアなフォルムを継承した折りたたみ型の端末だ。50(幅)×107(高さ)×19.9(厚さ)ミリという外形寸法も、SH903iの50(幅)×108(高さ)×20(厚さ)ミリとほとんど同じ。ただし、SH904iは回転2軸型ではないため、背面には0.8インチの有機ELのサブディスプレイを備えている。カラーバリエーションは、ソリッドブラック、クリスタルホワイト、プレミアムピンク、ラインブルーの4色が用意されている。
ボディの背面はアルミ製で、ボディカラーごとに違う表面処理が施されいる。プロモーションカラーとなっているソリッドブラックは、光りが当たると表面が波打って見える「スライドスピン」、プレミアムピンクはサブディスプレイを中心とした同心円状に模様が刻まれる「スピン」、ラインブルーは縦に7本の溝とヘアライン処理を施した「ヘアライン」と、それぞれアルミの素材感を生かした加工を採用したデザインで、クリスタルホワイトはパール調の「3層コーティング」が施されている。
メインディスプレイはシャープの液晶テレビ「AQUOS」で培った技術を生かした、3インチモバイルASV液晶を採用。解像度はワイドQVGA(240×400ピクセル)のままで、2.8インチのモバイルASV液晶を搭載していたSH903iと同じだ。ディスプレイサイズが大きくなったにもかかわらず、ボディの幅がSH903iと同じ50ミリに収まっているのは、表示領域を取り囲む額縁部分の面積を小さくする狭額縁設計によるものだ。
もちろん高画質化エンジンSV(Super Vivid)エンジンを搭載しており、ノーマル/シャープネス/ビビッド/ダイナミックといった画質の変更に対応。6色カラーフィルタ、プライベートフィルタ、明るさセンサー、ワンタッチ節電モードといった装備もSH903iからそのまま継承している。
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