トップ10
みなさん「KCP+」待ちなんでしょうか
2007年前半のイケイケなムードから一転、冬商戦は苦戦を強いられているKDDI。アクセスランキングのトップも純増数が大きく減少した記事だった。
+D Mobile Weekly Access Top10
2007年12月06日〜2007年12月12日
今週のアクセスランキングは、12月7日に電気通信事業者協会(TCA)が発表した携帯電話・PHS契約数の記事が1位だった。番号ポータビリティ制度が始まった当初は、契約者獲得戦で優位に戦いを進めてきたKDDIだが、2007年秋冬モデルとして発表した新プラットフォーム「KCP+」を搭載するハイエンド端末の開発が遅れており、苦戦を強いられている。
話題のau design project第7弾「INFOBAR 2」は、人気は高いものの調達数が少ないといわれており、爆発的に契約数を伸ばすまでには至っていない。しかも2007年5月に月間純増数で1位に躍り出たソフトバンクモバイルは、7カ月連続で純増1位の座を守っている。ドコモはハイエンド端末のラインアップ「905iシリーズ」で本格的な攻勢に出ており、ランキングにも記事が多数ランクインしている。11月、12月と元気がないKDDIの今後の動向が気になるところだ。
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KCP(KDDI Common Platform) | KCP+ | 電気通信事業者協会(TCA) | au design project | 番号ポータビリティ | ソフトバンクモバイル
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