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写真で解説する「かんたん携帯 821T」(2/2 ページ)

大きな文字に見やすい画面、親切で簡単、分かりやすいように工夫した使い勝手。東芝製の「かんたん携帯 821T」は、“孫の手”のようにかゆいところに手が届く、ソフトバンク初のシニアユーザー向け端末として登場する。

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 また、シニア層に向けて音へのこだわりも見せる。着信音はシニアユーザーが聞き取りやすいよう、821Tのスピーカーで表現できる最も聞き取りやすい周波数帯である1200Hzの着信メロディにすべての曲を設定。曲目も日本の名曲や映画音楽など、東芝が独自でシニア層に対して調査した結果を反映したメロディなど全45曲が「はっきりメロディ」として標準で登録される。

 この中には、着信メロディだけではうっかり聞き漏らしてしまうという心配を持つユーザーのために、一定時間メロディが流れた後に“でか呼び出し音”が鳴るメロディも用意する。こうした一連の“でか〜”機能の1つとして、通話中の受話音にも「でか通話音」を用意する。通常の5段階に加え、もう1段階上の「でか」に設定すると、最大音量は変わらず、小さい声を大きく補正して聞き取りやすくしてくれる。

photophotophoto 曲目はシニア層になじみの深い曲を中心に唱歌や民謡、ジャズ、クラシックの名曲などを20曲を用意。メロディの後にでか着信音が鳴るパターンもある
photo 5段階のある通話音量調整のより“上”に設定される「でか」通話音。最大音量は変えず、小さい声の音量を上げて聞き取りやすくする仕組みだ

 徹底的にシニア層に向けとしてこだわった821T。この端末を望む層に向けたオリジナル冊子「見ながら覚えるケータイBOOK」が付属するのに加え、実際に操作しながら練習できるFlashコンテンツなども内蔵。画面の絵や解説、指示に従い携帯の基本操作やメール入力方法などを練習できる。なお、こうした画面を使った操作説明は、メールの入力中などにも[説明]キーを押すことでも活用できる。ぶ厚い操作マニュアルを読むのは敬遠したいと思うシニアユーザーにとって、とても便利な機能と配慮が込められている。

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photophoto カーソル、「決定」、「戻る」の各操作を覚える練習フロー。キーの押す位置を囲み線で指示している。選択項目のお名前は「さくら」「うめ」「あやめ」さん。すこしステレオタイプな名前だが、こんなところからも、シニア層をはっきり意識して開発されたことが分かる
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photophotophoto ひらがなの文字入力を覚える練習フロー。「こ」を入力するには[か]キーを4回押すことを細かく指示している。うまく入力できると「たいへんよくできました」マークが表示される。このへんもご愛嬌
photophoto 文字入力中に「説明」を選択すると、わかりやすい図で操作に必要な操作方法を教えてくれる
機種名 821T
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約50×102×17.9ミリ
重さ 約110グラム
連続通話時間 約150分、TVコール:約60分(暫定値)
連続待受時間 約400時間
アウトカメラ 有効約196万画素CMOS
インカメラ 有効32万画素CMOS
外部メモリ microSD(別売り)
メインディスプレイ 約2.4インチクリアスクリーン液晶(240×320ピクセル)、約26万色
サブディスプレイ 約1.2インチSTNモノクロ液晶(64×64ピクセル)
主な対応サービス・機能 ワンタッチダイヤルキー、はっきりメロディ、緊急ブザー、でか文字、セキュリティ遠隔ロック、発信・Webアクセス制限、ミュージックプレーヤー(着うたフル)、S!GPSナビ、フィーリングメール ほか
ボディカラー シルバー、ピンク、ブルー、ブラック、ワインレッド

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

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