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「P905i」「SO905i」のソフト更新開始――フリーズや再起動する不具合を改善
ドコモが「P905i」と「SO905i」のソフト更新を開始した。2機種とも特定操作により意図せず再起動する不具合があり、ほかの症状とともにバージョンアップソフトを適用することで改善する。
NTTドコモは2月26日、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末の「P905i」とソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製端末「SO905i」に、特定の操作をすることで再起動してしまうなどの不具合があることを公表した。同日開始したソフトウェア更新を適用することで、症状は改善される。
P905iのソフト更新は、以下の3つの症状を改善する。
- 受信BOXのフォルダにメールセキュリティを設定している状態で、特定の操作を行うと、画面表示が待受画面に戻る場合がある。
- メール本文入力画面において、特定の操作を行うと、端末がフリーズする場合がある。
- カメラ撮影時の設定において、特定の操作を行うと、端末が再起動する場合がある。
また、SO905iのソフト更新では、以下の不具合を改善する。
- 電話着信中画像に特定の画像を設定し、着信音に着うたなどを設定すると、着信時に音飛び、音途切れが発生する。
- 予測辞書編集機能で一部の記号と特殊文字を登録すると、正しく予測変換されず、削除すると電源再起動する。
- オプション発信で国際電話をかけられない。
ソフト更新は、バージョンアップソフトを端末にダウンロードして行う。更新の所要時間はP905iの場合で約20分、SO905iの場合が約26〜37分。あらかじめ設定した時間(デフォルトは午前3:00)に書換えを行えるほか、手動で任意に行うこともできる。
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