KDDIは3月1日から、北海道エリアと北陸エリアで三洋電機製のKCP+端末「W54SA」の販売を再開する。そのほかの地域は、不具合修正作業の状況を見ながら順次販売再開の日程を発表する。なお沖縄エリアでは2月25日から販売を再開している。
W54SAは、三洋電機初のKCP+搭載端末で、スライドボディに3インチのワイドVGA(480×800ピクセル)ディスプレイを搭載するほか、EV-DO Rev.Aに対応し、AF付きの318万画素カメラ、BluetoothやEZ FeliCa、ワンセグ、デジタルラジオ、PCサイトビューアーなど盛りだくさんの機能を搭載するハイエンド端末だ。しかし、KCP+プラットフォームの開発の遅れに加え、相次いで設定ミスや不具合が判明し、一度出荷を開始したものの販売中止に追い込まれた。
これまでの経緯は以下のとおり。
日付 | 事象 |
---|---|
2月7日 | 北海道、東北、沖縄エリアで販売開始 |
2月8日 | 四国エリアで販売開始 一部のEZアプリが起動できない不具合が判明し販売停止 |
2月13日 | W56T、W54S、W54SAのソフトウェア更新を実施 |
2月14日 | W54SAの不具合解消方法を発表、2月15日からの販売再開をアナウンス |
2月15日 | テレビ電話の着信ができない不具合が判明し販売再開を延期 |
2月25日 | 沖縄エリアで販売再開 |
2月27日 | 再度W56T、W54S、W54SAのソフトウェア更新を実施 |
3月1日 | 北海道、北陸エリアで販売再開 |
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