3代目はバーチャル5.1ch対応ドルビーモバイル搭載──「AQUOSケータイ SH906iTV」
見やすく美しい画面と高音質なサウンドでワンセグや音楽が楽しめるサイクロイドスタイルのAQUOSケータイがさらに進化。バーチャル5.1ch対応のドルビーモバイルや映像の補完技術、トリプルくっきりトーク&スロートークなどの新機能を搭載する。
他キャリア向けのAQUOSケータイとは一線を画す高級感を持ち、映像と音にこだわったドコモ向けAQUOSケータイの3代目モデルが登場した。それが「AQUOSケータイ SH906iTV」だ。
AQUOSケータイの証しであるサイクロイドスタイルのボディには、3.3インチのフルワイドVGA(854×480ピクセル)表示に対応したNewモバイルASV液晶を搭載。また、新たに採用した15フレーム/秒の映像を30フレーム/秒に変換する補完技術により、解像度の高さとディスプレイの美しさを生かした滑らかな映像が表示が可能になった。
- →写真で解説する「AQUOSケータイ SH906iTV」(外観編)
- →写真と動画で解説する「AQUOSケータイ SH906iTV」(ソフトウェア編)
- →3代目はバーチャル5.1ch対応ドルビーモバイル搭載──「AQUOSケータイ SH906iTV」
- →無線LAN、タッチパネル、擬似5.1ch、顔認識カメラ、横UI……“全部入り”がさらに強化──ドコモ、906iシリーズ8機種発表
ディスプレイが大型化した分、ボディサイズはSH905iTVより若干大きくなっているが、そのボディには新たな音響技術、バーチャル5.1チャンネル再生対応ドルビーモバイルを搭載した。ステレオイヤフォンを接続すると、ワンセグや音楽を6つのスピーカーで聴いているような臨場感あふれる音で楽しめる。
またSH906iと同様に、TOUCH CRUISERは光センサータイプを採用しており、サイクロイドスタイルの横画面を生かしたユーザーインタフェースと合わせてさらに使い勝手が向上。メニューやメール、文字入力、データBOX表示、フルブラウザなどが横ワイド画面に対応している。
SH705iIIに初めて搭載した、「トリプルくっきりトーク」と「スロートーク」も、ハイエンド機種の本機にも採用。トリプルくっきりトークは、人の声を強調するエンハンス機能、周囲の雑音や他人の声などを抑えるノイズリダクション機能、エコーやハウリングを防ぐエコーキャンセル機能の3つを組み合わせ、ボディに搭載した2つのマイクで相手と自分の音の聞きやすさ、聞こえやすさを増すもの。スロートークは、相手の音声を通常よりゆっくり再生できる。
カメラは有効約320万画素のCMOSで、この点はSH905iTVと同等。国際ローミングは3Gに加え、新たにGSMにも対応し、海外でもそのまま利用できる。
機種名 | AQUOSケータイ SH906iTV |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 51×115×19ミリ |
重さ | 約143グラム |
連続通話時間 | 3G:約200分(テレビ電話:約110分)、GSM:約170分 |
連続待受時間 | 3G:約555時間(静止時)、GSM:約290時間 |
アウトカメラ | AF付き有効約320万画素CMOS(6軸手ブレ補正、被写体ブレ補正) |
インカメラ | 約11万画素CMOS |
外部メモリ | microSD、microSDHC(別売り) |
メインディスプレイ | 3.3インチ(480×854ピクセル)約1677万7216色NewモバイルASV液晶 |
サブディスプレイ | 0.8インチ(39×96ピクセル)白色有機EL |
ボディカラー | Black、Silver、Pink |
主な機能 | FOMAハイスピード(HSDPA)、ワンセグ、着うたフル、うた・ホーダイ、WMA、WMV、国際ローミング(3G/GSM)、エリアメール、iチャネル、おサイフケータイ、メガゲーム、直感ゲーム、Bluetooth、IrSimple ほか |
関連記事
- 「AQUOSケータイ SH906iTV」
- 写真で解説する「AQUOSケータイ SH906iTV」
ドコモの3代目AQUOSケータイ「SH906iTV」は、3.3インチの大型ディスプレイとバーチャル 5.1ch対応ドルビーモバイルにより高画質にシアター感覚で映像コンテンツを楽しめるハイエンド端末に仕上げた。やや落ち着いたカラーとデザイン、使いやすさを工夫した機能も盛り込み“違いの分かるオトナ”なユーザーにも訴求する。 - 写真と動画で解説する「AQUOSケータイ SH906iTV」(ソフトウェア編)
3.3インチの大型ディスプレイとフレーム補間技術、バーチャル 5.1ch対応ドルビーモバイルにより高画質・高音質へのこだわりを追求した「AQUOSケータイ SH906iTV」。ハイエンドのエンタテインメント機能、横向きスタイル用メニューや新操作デバイスとともに、使い勝手や“あんしん”機能も強化されている。 - 無線LAN、タッチパネル、擬似5.1ch、顔認識カメラ、横UI……“全部入り”がさらに強化──ドコモ、906iシリーズ8機種発表
NTTドコモが2008年夏モデル「906iシリーズ」8機種を発表。905iシリーズの“全部入り”をさらに強化した。それぞれ新操作デバイスや統合検索、高画素カメラ、横向きUI、Bluetoothなどの特徴を追加するとともに、VoIPで通話定額の「無線LAN」搭載モデルも登場する。発売は6月初旬から。 - 3.2インチフルワイドVGA液晶、TOUCH CRUISER搭載の第2世代AQUOSケータイ──「SH905iTV」
ドコモのワンセグ端末の中で圧倒的な人気を博したAQUOSケータイ「SH903iTV」がさらに薄く、さらに大画面へと進化。TOUCH CRUISERも搭載してフルブラウザ使用時の操作性も向上している。 - 写真で解説する「AQUOSケータイ SH905iTV」
サイクロイドスタイルのAQUOSケータイが、より薄く、そしてより高性能に進化した。「SH905iTV」は、905iシリーズの機能を搭載しつつ、さらにワンセグを快適に視聴できる機能を搭載するハイエンドワンセグケータイだ。 - 写真で解説する「AQUOSケータイ SH905iTV」(ソフトウェア編)
2008年1月以降の発売が予定されている、シャープのドコモ向けAQUOSケータイ「SH905iTV」は、前モデル「SH903iTV」からどのような進化を遂げたのか。改めて実機でチェックした。 - “VIERA”に“Cyber-shot”、フルワイドVGAにワンセグ、HSDPAを標準装備──ドコモが905iシリーズ10機種を発表
NTTドコモが2007年冬モデル「905i」シリーズ10機種を発表。フルワイドVGAにワンセグ、HSDPAを標準で装備する905iシリーズに加え、“Cyber-Shotケータイ”や“VIERAケータイ”などの企画端末が登場した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.