写真で解説する「N906iμ」(1/2 ページ)
厚さ12.9ミリと、906シリーズ最薄ボディにアンテナ内蔵式ワンセグとダブルブレ補正に対応したAF付き320万画素カメラを搭載した「N906iμ」。ラメとグラデーションを使ったゴージャスな背面パネルとともに、新機能をチェックした。
NEC製の「N906iμ」は、同時に発表された「N906i」と同じく、2007年冬モデルをベースとしたモデル。「N905iμ」の厚さ12.9ミリというサイズはそのままに、ワンセグを追加しカメラもスペックアップするなど、ハイエンド端末にふさわしい機能強化を果たした。
デザインでもっとも大きく変わったのが、カラーバリエーション。N905iμも深みのある上質感にこだわった塗装仕上げだったが、N906iμではさらに進化した。前モデルの背面パネルが、ボディカラーとサブディスプレイ部の黒というツートンカラーだったのに対し、N906iでは背面全体を単色とし、サブディスプレイ部をメタリック調のラインが縁取りアクセントとした。
中でも、Garnet Red、Sapphier Black、Corla Goldは、光があたると強く輝くラメ入りの3色。カラーグラデーションとテクスチャー感を強めた4色で、薄さに彩りそえている。Milky Quartzは幾本もの淡いストライプを入れ、スタンダードなホワイトカラーに飽きのこない表情を持たせた。
そして、“N”定番のピンクカラーとして、サマンサタバサのモバイル限定ブランド「STNY by Samantha Thavasa」とコラボレートした特別モデルPink Diamondeをラインアップする。これまでも「N903i」でサマンサタバサとのコラボ端末を登場させたが、地域限定モデルだった。N906iのSTNYコラボモデルは、オリジナルデザインのコンテンツやストラップ、そして個装箱やラッピング用のパッケージを付属して、全国販売される。
機能面で大きく進化したのが、ワンセグ機能の追加。スリムボディのフォルムを崩さないよう、ボディ内蔵式のワンセグアンテナが採用された。また、番組によって音質を設定できるヤマハサウンドと、外部メモリ(microSD)への録画機能を備えた。
カメラは、有効320万画素CMOSからAF付き有効320万画素CMOSへとスペックを向上。N905iやN906iと同等の6軸ダブルブレ補正も内蔵し、手ブレ補正と被写体ブレを低減させることできる。登録アドレスに素早く撮影データを送るブログ投稿メニューも追加した。
さらに、発着信履歴やスケジュール、データBOX内の画像や映像などを一覧表示できる「デスクトップインフォ」を内蔵。N端末には各機能へのショートカットや電話番号、メールアドレスをデスクトップにアイコンとしてはり付けられる「デスクトップアイコン」機能があるが、これと切り替えてさまざまな情報を一目で確認できる。
そのほか、クイック検索(フルブラウザ対応)、デコメアニメ、2in1、FOMAハイスピード、Music&Videoチャネル、おサイフケータイ、GPS、iチャネル、バイオ認証、緊急速報「エリアメール」、ビデオクリップ(10Mバイト iモーション)、直感ゲーム(iアプリ)、ミュージックプレーヤー(AAC、WMA、SD-Audio形式)、着うた/着うたフル、うた・ホーダイ、翻訳アプリ、などに対応する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.