写真で解説する「W64SA」
6軸の加速度センサーを、イルミを使ったエンタテインメント機能やカロリーカウンターに生かしたのが京セラのSANYOブランド端末「W64SA」。ステレオ対応のICレコーダーや時短検索など、KCP時代のSANYO端末の機能が復活しているのもうれしい。
6軸の加速度センサーを、イルミを使ったエンタテインメント機能やカロリーカウンターに生かしたのが京セラのSANYOブランド端末「W64SA」だ。中でもユニークなのが、端末を振ると色が変化する背面のイルミネーション。このイルミは、端末の開閉時や着信時などに光って癒し効果を演出する。
端末を振ると色が変わる――モーションセンサー連動の背面イルミ
背面のイルミは、カラーセラピーで知られるオーラソーマのカラーボトルをイメージしたもので、円の上半分と下半分が異なる色に光る。LEDは4灯搭載しており、半円形の導光板で光を拡散させて全体を光らせている。
このイルミは内蔵のモーションセンサーと連動しており、端末を振ると色が変わる仕組み。振るたびにイルミの色が変化し、気に入ったイルミはメニューをたどることなく開閉時のイルミとして設定できる。「左側面のいずれかのキーを押して端末を振り、気に入った色が出たところで端末を開くと、その色が開閉時のイルミに設定されます」(説明員)。また、気に入った色が出たところで、待受画面上の「カラーセラピーサイトへ」ショートカットからEZ MYスタイリングサイトにアクセスすると、カラーセラピストの監修による心理チェックを楽しめる。
背面のイルミは通話やメールの着信時にも光り、開閉時とは別の色に設定可能。プリセットの6種から選べるほか、好みの色やパターンでカスタマイズもできる。また、就寝時にベッドサイドで光らせるような設定も搭載する予定だという。
- ↓6軸のセンサーを搭載した「W64SA」は、端末を振ると背面のイルミのカラーが変化する
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
待受もセンサー連動、カロリーカウンターは待受上に数値を表示
W64SAは待受画面もセンサーに連動。プリセットされる待受画面のいくつかはセンサー連動に対応しており、端末を傾けると画面上のアイテムがそれに応じて動くのが面白い。
新たに搭載されたカロリーカウンターと「BEAT RUN」も、センサーとの連動で実現した機能。カロリーカウンターは、身長や体重、歩幅などを入力すれば、あとはW64SAを身につけておくだけで歩数を計測し、それに応じた消費カロリーや歩いた距離をはじき出す。この結果は待受画面上に表示され、端末を開くたびに確認できる。
BEAT RUNは、プリセットされたBEAT RUN対応の曲に合わせてステップを踏むと、曲ににぎやかな音が追加されて音が盛り上がるエンタメ機能。この機能はBEAT RUNに対応した曲で利用でき、KDDIではコンテンツプロバイダと協力して曲のラインアップを増やす計画だ。
- ↓センサーに連動する待受画面
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
「時短検索」が復活、ICレコーダーはステレオ対応に
W64SAでは、三洋端末のKCP時代の機能が復活しているのもうれしい点だ。1つは時短検索。ダイヤルキーの「あ」のキーを長押しするとア行の、「か」のキーを長押しするとカ行のアドレス帳にすばやくアクセスできる。ICレコーダーもステレオ対応になるなど、SANYOブランド端末らしさが戻ってきている。
関連記事
- モーションセンサー搭載、“シェイク”でイルミのカラーが変化――「W64SA」
SANYOブランドの京セラ製端末「W64SA」は、モーションセンサーを搭載したKCP+端末。消費カロリーを自動でカウントする「カロリーカウンター」や、振るとイルミの色が変わる「シェイクイルミ」、リズムに合わせてステップを踏むと音楽が盛り上がる「BEAT RUN」を搭載した。 - 外装フルチェンジ、スポーツストレート、新G'zOne、フルワイドVGA、Bluetoothなど12機種──auの2008年夏モデル
KDDIが2008年au夏モデル12機種を発表。人気のWoooケータイやG'zOneの新モデルに加え、外装やダイヤルキーも着せ替えできる“フルチェンケータイ”、au Smart Sports完全対応の極小ストレート型スポーティケータイ、見やすさや使いやすさを工夫したスタンダード・簡単ケータイなどが登場する。 - “大人の癒し”を演出する防水ワンセグケータイ――「W62SA」
「W62SA」は、防水ワンセグケータイW53SAの進化モデル。ヒーリングイルミネーションやEZケータイアレンジで“大人の癒し”を追求し、リラックスしながらワンセグを楽しむのに適したスタイルを採用した。 - 3インチ有機EL、タッチセンサー、Bluetooth搭載のフルスライド――「W61SA」
auの春モデルでは最大の3インチ有機ELディスプレイを搭載する「W61SA」は、KCP+プラットフォームを採用したフルスライド型のハイエンド端末。デジタルラジオ、FMトランスミッター、Bluetooth、オーディオ機器連携など、音楽機能も充実する。 - “漆器の小箱”に最新機能全部入り、スムースタッチが進化――「W54SA」
漆器の小箱をイメージしたボディに詰め込んだのは、ワンセグ、FeliCa、デジタルラジオ、Bluetooth、テレビ電話、au one ガジェット、進化したLISMO、3インチワイドVGA液晶、318万画素カメラといった最先端機能の数々――。それが三洋電機製の「W54SA」だ。ダイヤルキー部をPCのタッチパッドのように使えるスムースタッチも搭載する。 - 春モデル向けの新サービスをチェックする――au編(前編)
最大の商戦期に向けて通信キャリアが投入する春モデルには、さまざまな新機能やサービスが用意される。ソフトバンクモバイルに続き、auについても春モデル向けサービスの詳細をチェックした。前編では「フェイク着信」「ライフスタイル・メインメニュー」「GLOBAL PASSPORT」を見ていく。 - 春モデル向けの新サービスをチェックする――au編(後編)
最大の商戦期に向けて通信キャリアが投入する春モデルには、さまざまな新機能やサービスが用意される。春モデル向けの新サービスをチェックする本企画の後編では、マルチプレイウィンドウやau one ガジェット、カメラでケンサク! ERサーチなどの機能を見ていく。 - Cyber-Shot、防水、3インチ有機EL、スポーツファッションなど10機種──KDDI、au2008年春モデル発表
KDDIはau春商戦向けの新機種を発表、発売済みモデルもあわせて計11機種のWIN春モデルを展開する。“Cyber-shot”ケータイや世界初の3インチ有機EL、国内初の電子ペーパーディスプレイ搭載機種のほか、防水、極薄、エクササイズモデルなど、ユーザーのライフスタイルに合わせられる端末を用意。発売は2月上旬以降。 - 写真で解説する、女ワンセグ「W53SA」と男ワンセグ「W52SA」
三洋電機のワンセグ携帯は、女性を意識した防水ワンセグ「W53SA」と、デザインを男性に振ったソリッドな「W52SA」。両者の違いと特徴を見ていこう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.