ケータイのアクティブユーザー、“インターネットはケータイ中心”が8割超に
MobileMarketing.JPが、ケータイユーザーのPCの利用スタイルに関する調査結果を発表。ケータイを中心にインターネットを利用しているとするユーザーは8割超に達し、携帯ユーザーの約6割が“ケータイメールのみを利用している”と回答している。
MobileMarketing.JPは7月3日、「携帯ユーザーのパソコン利用スタイル」に関する自主調査結果を発表した。調査は本年4月、10代から50代の携帯ユーザーを対象に携帯サイト上で行ったもので、有効回答数は607人。
同調査は、携帯ユーザーが実際にどれだけPCでインターネット利用しているのかについて調べたもの。PCと携帯電話からのインターネットアクセス時間を聞いたところ、48%が携帯のみでインターネットにアクセスしていると回答した。どちらかというと携帯電話での利用時間の方が長いというユーザーも含めると、約82%が携帯電話を中心にインターネット利用していることが分かった。
また、携帯ユーザーの約6割は携帯電話のメールのみを利用していると回答。33%はPCと携帯電話を併用しているが、携帯の方が多いと答えている。合計すると、9割以上の携帯ユーザーがメールは携帯電話を中心として利用していることになる。
インターネットで調べ物をする場合についても、全体の41%は携帯しか使っていないと回答。しかし男性ではPCでのインターネット利用率が高い傾向にあった。
企業が携帯サイトを持つべきかどうかという質問には、67%が「必ず必要」または「どちらかと言うと必要」と回答している。必要ではないという回答は非常に少なく、企業の携帯サイトがある程度浸透しているようだという。
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