エイチアイは7月9日、同社の3D描画エンジン「MascotCapsule」を搭載したデバイスの世界累計出荷台数が、2008年3月末時点で4億台を突破したことを発表した。
MascotCapsuleは、国内外で採用が進んでおり、海外キャリアやメーカーによる搭載端末の累計出荷台数は2億台を突破。2007年度は、新興国での携帯電話の普及などによる海外市場の出荷台数が伸びたことで、国内市場が伸び悩む中、堅調に搭載台数を増やしたという。
同社は今後、各企業とのパートナーシップやさまざまなソリューションとのコラボレーションにより、携帯電話以外のデバイスへのMascotCapsule搭載に注力するとともに、3Dグラフィックスを活かしたユーザビリティを実現するUIやサービス、コンテンツを開発し、アプリケーション分野でのMascotCapsuleの新たな利用シーンの提案するとしている。
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