おサイフケータイの利用率、男性は約3割、女性は約1割
MMD研究所がケータイコンテンツの利用動向に関する調査結果を発表。ワンセグを利用したことがあるという回答は6割近くに達し、おサイフケータイは2割強にとどまった。音楽プレーヤーや電子コミックはそれぞれ6割以上が利用経験があると回答している。
MMD研究所は8月21日、「第7回 携帯コンテンツに関する利用動向調査」の結果を発表した。調査はロックウェーブが運営する“aimew”など計15社、16携帯サイトの協力を受け、8月1日から同7日まで実施したもので、有効回答数は2040人。
同調査によれば、ワンセグを「利用したことがある」ユーザーは57.4%で、「持っている携帯電話が対応していない」が35.7%、「対応機種を持っているが利用したことがない」が6.9%という結果が得られた。男女別では、男性では「利用したことがある」人が61.4%であるのに対し、女性では52.1%と若干少ない。
またおサイフケータイの利用については、「利用したことがある」が22.3%、「持っている携帯電話が対応していない」が19.0%、「対応機種を持っているが利用したことがない」が58.7%。男性では約3割、女性では約1割となった。
着せ替えツールを「利用したことがある」人は36.8%、「持っている携帯電話が対応していない」が41.1%、「対応機種を持っているが利用したことがない」が22.1%.男性では約3割、女性では約5割が利用していることが分かった。
そのほか、ミュージックプレイヤー、電子コミックについてはそれぞれ6割以上に利用経験があり、デコメールについては、「送ったことがある」人は71.4%という結果になった。女性では8割以上がデコメールの送信を経験している。
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