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携帯販売、そろそろ“枯れ”期へ──値下げで浮上する旧機種もちらほら携帯販売ランキング(8月18日〜8月24日)(1/3 ページ)

8月も後半に入り、夏の購買需要は一段落。ランキングの変動もかなり少なくなってきた。この先、9月の敬老の日向け小商戦を挟んで、2008年の秋冬商戦向けモデルの登場まで変動が少なくなる、いわゆる“枯れ”期に入るが、値下げにより急浮上する旧端末もいくつかあるようだ。

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今回は1位から9位まで変動なし──唯一、新機種「N706ie」が初登場

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N706ie

 ドコモの2008年夏モデル全19機種は、残すところ9月1日発売の「SH706iw」1機種の発売を待つのみとなった。大きな順位の変動はなくなり、ランキングは安定期に入った。

 首位はパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P906i」。連続首位記録を「13」にまで伸ばした。

 続いて2位にNEC製の「N906iμ」、3位にシャープ製の「SH906i」、4位にNEC製の「N706i」、5位にパナソニック モバイル製の「P706iμ」が入った。

 今回の結果は、1位から9位まで前回と同じ。キャリア総合ランキングではドコモ端末が計5機種ランクインするが、こちらも大きな変動は見られない。

 この状況下で順位を大きく上げ、初ランクインを果たしたのがNEC製の「N706ie」。登場2週目でTOP10入りを果たし、人気端末に成長しそうな片鱗を見せた。

 N706ieは、ワンセグやおサイフケータイ、FOMAハイスピード(HSDPA)、長時間駆動のバッテリー、デザイン性などを損ねず、見やすさや使いやすさの機能も両立させる、“アクティブな50代のユーザー”をターゲットに据えた端末。「こむずかしくないよ」と小西真奈美さんが印象的に呼びかけるテレビCM効果か、携帯ショップでは「まだらくらくホンではないとは思っていたので、これならいいね」と自身で納得して購入していく指名買いユーザーが予想外に多いという。

 706ieシリーズはN706ie以外にも、シャープ製の「SH706ie」、パナソニック モバイル製の「P706ie」、LG電子製の「L706ie」の全4機種を用意し、各社それぞれ「使いやすさ」の工夫を盛り込むのが特徴。ランキングの変動が少なくなっている現在、706ieシリーズの躍進による活性化に期待したい。

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