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ホームUとFOMAで同じ番号が使える――ドコモ「ワンナンバー(ホームU)」を提供
NTTドコモは9月30日、ホームUユーザー向けに、FOMAエリアでもホームUエリアでも共通の090/080番号で発着信できるサービス「ワンナンバー(ホームU)」を提供すると発表した。10月1日から月額157.5円で利用できる。
NTTドコモは10月1日から、「ホームU」ユーザーを対象に、FOMAエリアでもホームUエリアでも、同じ090/080番号で電話の発着信ができるサービス「ワンナンバー(ホームU)」を提供する。既存のホームUの月額利用料1029円に加えて、月額157.5円支払うことで利用可能だ。
ホームUサービスのユーザーは、自宅などのブロードバンド回線を利用し、最大54Mbpsでの高速パケット通信や050番号による安価なIP電話サービスが利用できるが、これまでのホームUサービスでは、通話料が安くなる050番号に電話をかけても、相手がホームUエリアに不在の場合は接続できないといった問題があった。
しかし今回導入するワンナンバー(ホームU)を利用すれば、ユーザーがいるエリアに応じて適宜ホームUエリアかFOMAエリアで接続してくれる。FOMAエリアかつホームUエリアにいる場合はホームUエリアに優先的に接続してくれるので、電話代の節約にも有効だ。ホームUエリアからの発信時も、電話番号は050番号ではなく携帯電話と同じ090/080番号を通知する。
ホームUエリアの状態 | 圏内 | 圏外 | ||
---|---|---|---|---|
FOMAエリアの状態 | 圏内 | 圏外 | 圏内 | 圏外 |
着信先 | ホームU着信 | ホームU着信 | FOMA着信 | 着信せず |
ワンナンバー(ホームU)の申し込みは、全国のドコモショップ、量販店、ドコモeサイト(iモード除く)、インフォメーションセンター、ホームUサポートデスクなどで受け付ける。
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