“オトナ向け”の「N706ie」「GLAMOROUSケータイ」が人気のNEC――新開発の高精細3D液晶モジュールも登場:CEATEC JAPAN 2008
CEATEC JAPAN 2008のNECブースでは、NTTドコモとソフトバンクモバイル向けの最新ケータイのほか、高精細な3D液晶モジュールなどが登場。海底ケーブルや人工衛星などの巨大プロジェクトの展示も人気を博していた。
CEATEC JAPAN 2008のNECブース モバイルコーナーでは、NTTドコモの「ホームU」と「ワンナンバー」サービスに対応する無線LAN機能ケータイ「N906iL onefone」や、通話時の聞きやすさや使いやすさに配慮したドコモ向けの「N706ie」、薄型ボディにワンセグを搭載した印象的なデザインのソフトバンクモバイル向け「820N」「821N」、女性誌とコラボレートした「リンク名821N GLA」などを展示していた。
会場のN906iL onefoneは、ホームUに対応したNECアクセステクニカ製ルーター「Aterm」シリーズと無線LAN接続しており、その高速通信をN904iと比較することができた。そのほか、FeliCaポートを搭載し、おサイフケータイ対応端末と非接触通信が行える「LaVie」の最新モデルや、ホームサーバ・クライアントソリューションの「Lui」とモバイル用シンクライアント「PCリモーター ポケットタイプ」など、モバイル関連のデバイスも数多く並んだ。
また、参考出展としてNEC液晶テクノロジーが開発した高精細な3D液晶モジュールが登場した。専用眼鏡なしで3D映像を表示できる液晶ディスプレイで、「モバイル機器向け」というQVGA表示の3.1インチサイズと、「ノートPCを含む小型のエンタテインメント機器向け」というWVGA表示の9インチサイズの2つが披露された。3D表示には専用の映像ソースが必要だが、2Dと3Dの切替は随時行え、画面の一部だけ立体視させられるパーシャル3D表示も可能だ。
そのほか、同社が手がける海底ケーブルや人工衛星、宇宙ステーション向け実験棟などの巨大プロジェクトに関する展示も人気を博していた。
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