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QWERTYキー搭載のWindows Mobile 6.1 Proスマートフォン──「Touch Pro X05HT」

VGA表示に対応した2.8インチのタッチパネルとスライド式のQWERTYキーを組み合わせた高機能スマートフォン”Touch Pro“のソフトバンクモバイル版が「Touch Pro X05HT」。海外版と同じカッティングデザインの裏面パネルを装備して登場する。

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タッチパネルと十字キー、ソフトキーを表面に搭載し、閉じた状態ではTouch Diamondと同等の操作ができる。スライドを開くとQWERTYキーが現れる

 ソフトバンクモバイルから発売予定のHTC製高機能スマートフォン「Touch Pro」は、ソフトバンク向けの型番「X05HT」が付いたTouch Pro X05HTとして登場する。KDDIは、同型の端末「E30HT」を主に法人ユーザー向けに提供予定としているが、X05HTは個人ユーザー向けにも販売する。

 横スライド式のボディは、「Touch Diamond X04HT」にQWERTYキーを取り付けたようなデザインで、スライドを閉じた状態の見た目は、厚さがあることをのぞけばTouch Diamondとそっくりだ。ディスプレイにはVGA(480×640ピクセル)表示に対応した2.8インチのタッチスクリーンを搭載し、HTC独自のタッチユーザーインタフェース(UI)「Touch FLO 3D」との組み合わせで、指先で直感的に操作できる。

 Windows Mobile 6.1 Professional Editionを搭載する本機だが、このTouchFLO 3Dにより、待受画面には大きな時計表示やメール、電話などの着信表示ができ、設定画面やアプリケーションを大きなアイコンから簡単に起動できるなど、“ケータイ”としてより使いやすくなっているのが特徴だ。

 裏面には有効約320万画素のCMOSカメラを装備。外観はダイヤモンドカットデザインを施した海外版Touch Proと同等のものになる。内蔵メモリは512Mバイトで、X04HTと比べて少なめ。しかし、外部メモリとしてmicroSDHCをサポートしており、拡張性は高い。メディアは最大32Gバイトのものまで活用できる。

 ソフトバンクモバイルが提供しているS!メールに標準で対応しており、音声端末から機種変更した場合でも、メールアドレスはそのまま使える。電話番号宛てにメールを送る機能や、新デザインの絵文字も備える。

 通信機能は下り最大3.6MbpsのHSDPAやGSMに加え、IEEE802.11b/g準拠の無線LANも利用可能。公衆無線LANなども組み合わせ、外出先でも高速なWebアクセスができる。フルブラウザはInternet Explorer MobileとOpera Mobile 9.5を搭載。YouTube視聴アプリも備える。Bluetoothは2.0+EDRをサポート。またGPSを備え、プリインストールのNAVITIMEと組み合わせてナビゲーション機能なども使える。

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裏面は海外版Touch Proと同様のカッティングデザインとなっている
「Touch Pro X05HT」の主な仕様
機種名 Touch Pro X05HT
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約51×102×18.05ミリ
重さ 約165グラム
連続通話時間 3G:約120分、GSM:約190分
連続待受時間 3G:約460時間、GSM:約340時間
アウトカメラ 有効約320万画素CMOS
インカメラ 有効約31万画素CMOS
内蔵メモリ 512Mバイト
外部メモリ microSDHC(最大32Gバイト)
メインディスプレイ 2.8インチVGA(480×640ピクセル)タッチパネルTFT液晶、65536色
サブディスプレイ
主な機能 ミュージックプレーヤー、Office Mobile、S!GPSナビ、3Gハイスピード、世界対応ケータイ(3G/GSM)、フルブラウザ(Internet Explorer Mobile、Opera Mobile 9.5)、YouTubeアプリ、NAVITIME、名刺リーダー、Windows Media Player Mobile、RSSリーダー、手書き入力、英和・和英辞書、バックアップユーティリティ ほか
ボディカラー ブラック

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