8メガCCDカメラ+指紋センサー搭載の新サイクロイドAQUOSケータイ――「SH-01A」:PRIMEシリーズ
ドコモ端末としては4世代目となるAQUOSケータイ「SH-01A」は、高精細な3.3インチフルワイドVGA液晶や高性能なワンセグを備えるのはもちろん、800万画素CCDカメラを搭載し、ドコモのサービスにも多数対応するなど、隙のない“全部入り”に進化した。
シャープ製の「SH-01A」は、ドコモがこれまでリリースしてきた「SH903iTV」「SH905iTV」「SH906iTV」に続く、第4世代目のAQUOSケータイだ。AQUOSケータイの象徴ともいえるサイクロイドスタイルを継承しながら、ヒンジがディスプレイ側ではなくダイヤルキー側に位置する逆ヒンジを採用した。発売は11月の予定。
機能面ではカメラが大きく進化し、ケータイとしては最高クラスの有効800万画素CCDカメラを搭載。高感度で撮影できるCCDのメリットを生かし、夜景や薄暗い室内なども鮮明に撮影できるようになった。このほか、広範囲を撮れる29ミリ(35ミリ換算)の広角レンズや、最大5人の顔検出オートフォーカス、一眼レフカメラのような写真が撮れる背景のぼかし機能など、高性能な撮影機能を装備する。
決定キーには、光TOUCH CRUISER一体型の指紋センサーを内蔵。センサーをなぞるだけでロックを解除できるのはもちろん、十字キーとしても操作できるので、カーソル移動やページのスクロール操作もこなせる。
ディスプレイはフルワイドVGA(480×854ピクセル)の3.3インチNewモバイルASV液晶を採用。デザイン雑誌『AXIS』で使用されている「AXISフォント」をプリインストールしているほか、ほかのフォントを追加でダウンロードできる。シャープ端末ではおなじみとなったVirtual 5.1ch対応DOLBY MOBILEも搭載。A2DPやHIDプロファイル対応のBluetoothもサポートし、音楽再生はもちろん、Bluetoothキーボードで文字入力することも可能だ。
今まで、ドコモのAQUOSケータイは「GPS非搭載」「GSMローミング非対応」など、機能面で欠けている部分があった。しかしSH-01Aは、GPSとWORLD WING(3G+GSM)はもちろん、新サービスのiコンシェル/iウィジェット/iアプリオンラインや、FOMAハイスピード(7.2Mbps)、ワンセグ、Bluetooth、デコメアニメ、Music&Videoチャネルなど、ドコモ端末で利用できる機能やサービスはほぼ網羅する。
機種名 | SH-01A |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×111×22(最薄部16.6)ミリ |
重さ | 約145グラム以下 |
連続通話時間 | 3G:約210分、GSM:約180分 |
連続待受時間 | 3G:約560時間、GSM:約260時間 |
アウトカメラ | 有効約800万画素CCD AF+手ブレ補正+顔認識付き |
インカメラ | 有効約11万画素CMOS |
外部メモリ | microSD(最大2Gバイト)、microSDHC(最大8Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.3インチ フルワイドVGA(480×854ピクセル)NewモバイルASV液晶 1677万色 |
サブディスプレイ | 31セグメント(24.4×9.2ミリ)LED 1色 |
主な機能 | ワンセグ、おサイフケータイ、FLV、WMV、3G+GSM国際ローミング、FOMAハイスピード(7.2Mbps)、iコンシェル、iウィジェット、マチキャラ、ドキュメントビューア(Word、Excel、PowerPoint、PDF)、Bluetooth、GPS、フルブラウザ など |
ボディカラー | Blue、White、Pink、Black |
関連キーワード
Bluetooth | AQUOSケータイ | CCD | GPS | GSM | 顔検出AF | iコンシェル | モバイルASV液晶 | 指紋認証 | SH903iTV | AQUOSケータイ SH905iTV | AQUOSケータイ SH906iTV | シャープ | TOUCH CRUISER
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
関連記事
- 「SH906iTV」関連記事一覧
- 写真と動画で解説する「AQUOSケータイ SH906iTV」(ソフトウェア編)
3.3インチの大型ディスプレイとフレーム補間技術、バーチャル 5.1ch対応ドルビーモバイルにより高画質・高音質へのこだわりを追求した「AQUOSケータイ SH906iTV」。ハイエンドのエンタテインメント機能、横向きスタイル用メニューや新操作デバイスとともに、使い勝手や“あんしん”機能も強化されている。 - 写真で解説する「AQUOSケータイ SH906iTV」
ドコモの3代目AQUOSケータイ「SH906iTV」は、3.3インチの大型ディスプレイとバーチャル 5.1ch対応ドルビーモバイルにより高画質にシアター感覚で映像コンテンツを楽しめるハイエンド端末に仕上げた。やや落ち着いたカラーとデザイン、使いやすさを工夫した機能も盛り込み“違いの分かるオトナ”なユーザーにも訴求する。 - 3代目はバーチャル5.1ch対応ドルビーモバイル搭載──「AQUOSケータイ SH906iTV」
見やすく美しい画面と高音質なサウンドでワンセグや音楽が楽しめるサイクロイドスタイルのAQUOSケータイがさらに進化。バーチャル5.1ch対応のドルビーモバイルや映像の補完技術、トリプルくっきりトーク&スロートークなどの新機能を搭載する。 - 写真で解説する「AQUOSケータイ SH905iTV」(ソフトウェア編)
2008年1月以降の発売が予定されている、シャープのドコモ向けAQUOSケータイ「SH905iTV」は、前モデル「SH903iTV」からどのような進化を遂げたのか。改めて実機でチェックした。 - 写真で解説する「AQUOSケータイ SH905iTV」
サイクロイドスタイルのAQUOSケータイが、より薄く、そしてより高性能に進化した。「SH905iTV」は、905iシリーズの機能を搭載しつつ、さらにワンセグを快適に視聴できる機能を搭載するハイエンドワンセグケータイだ。 - 3.2インチフルワイドVGA液晶、TOUCH CRUISER搭載の第2世代AQUOSケータイ──「SH905iTV」
ドコモのワンセグ端末の中で圧倒的な人気を博したAQUOSケータイ「SH903iTV」がさらに薄く、さらに大画面へと進化。TOUCH CRUISERも搭載してフルブラウザ使用時の操作性も向上している。 - 「NTTドコモ」関連記事一覧
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.