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イー・モバイル、2009年2月からユニバーサルサービス料を請求
イー・モバイルは、2009年2月利用分から、1電話番号あたり8.4円の「ユニバーサルサービス料」の負担をユーザーに求めると発表した。
イー・モバイルは11月26日、「EMモバイルブロードバンド(データ通信)」と「電話サービス」の契約者を対象に、2009年2月から毎月1電話番号あたり8.4円の「ユニバーサルサービス料」の負担を求めると発表した。
ユニバーサルサービス料は、東日本電信電話(NTT東日本)と西日本電信電話(NTT西日本)が提供している加入電話、公衆電話、緊急通報などのユニバーサルサービスを、全国で公平かつ安定して利用してもらうための費用。電気通信事業者法に設けられた制度「ユニバーサルサービス制度」に基づいている。今回、イー・モバイルがユニバーサルサービス制度の負担金拠出事業者になったことに伴い、ユニバーサルサービス料の課金を開始した。
ユニバーサルサービス料は2009年2月利用分から適用する予定で、3月請求分から毎月末に、EMモバイルブロードバンドと電話サービスの契約者に、1電話番号あたり8.4円を請求する。番号単価は電気通信事業者協会が見直しをするため、その内容に応じてユニバーサルサービス料が変更される場合がある。
なお、プリペイドデータ通信サービスの「EMチャージ」利用者のユニバーサルサービス料の請求は検討中。イー・モバイルは、確定次第別途案内するとしている。
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