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ユニバーサルサービス料、6.3円から8.4円に改定――2009年2月利用分から適用

電気通信事業者協会(TCA)は、2009年2月の利用分から、ユニバーサルサービス料を現行の6.3円から8.4円に改定すると発表した。

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 電気通信事業者協会(TCA)は11月25日、2009年2月からユニバーサルサービス制度の番号単価(ユニバーサルサービス料)を、6.3円から8.4円に改定すると発表。総務省が同日、NTT東日本と西日本へのユニバーサルサービスの交付金や交付方法などについての認可を行ったことに伴い決定した。

 ユニバーサルサービス制度は、NTT東日本やNTT西日本が提供する加入電話、公衆電話や緊急通報などのユニバーサルサービスの提供に必要な費用を電話会社全体で負担する仕組みで、2007年1月から開始した。

 11月26日にはイー・モバイルが、ユニバーサルサービス料を2009年2月利用分から請求すると発表。続いて11月28日には、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルが、現行のユニバーサルサービス料6.3円を、2009年2月利用分から8.4円に改定すると発表した。ウィルコムも「同様に8.4円に改定する予定。近日中にリリースを発表する」(広報部)とのこと。

 なお、ソフトバンクモバイルのプリペイド端末のユニバーサルサービス料は29円で、リチャージのたびに発生する。対象となるのは2009年3月3日以降のリチャージ。イー・モバイルのプリペイドデータ通信サービス「EMチャージ」のユニバーサルサービス料は検討中で、イー・モバイルは確定次第、別途案内するとしている。

 今回の料金改定について電気通信事業者協会は、「NTT東西の加入電話の基本料の上昇に伴い、補てん額が増大したため」としている。ユニバーサルサービス料は、電話番号の総数の増減の見込みなどを考慮し、半年に1回、電気通信事業者協会が見直しをする。

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