ニュース
ドコモ、ノキア製スマートフォン「Nokia E71」を発売中止
ノキアの日本市場撤退を受け、NTTドコモは2008年冬モデルとして発表した「Nokia E71」の発売を中止する。
NTTドコモは12月1日、2009年2月〜3月発売予定としていた「Nokia E71」の発売を中止すると発表した。
Nokia E71は、ストレート型ボディにQWERTYキーボードとQVGA(240×320ピクセル)ディスプレイを備えたスマートフォン。ドコモはNokia E71を2008年冬モデルのPROシリーズとして11月5日に発表したが、ノキアが日本市場から撤退することから、発売中止を決断した。
またソフトバンクモバイルも、ノキア製のNokia E71と「Nokia N82」を2008年冬モデルとして発表しているが、「現時点では何も決まっていない」(ソフトバンクモバイル広報)という。なおN82は、11月28日に発売されている。
関連キーワード
Nokia(ノキア) | Nokia E71 | NTTドコモ 2008年冬モデル | ソフトバンク 2008年冬モデル | NTTドコモ | スマートフォン | 日本市場 | QWERTY | 販売中止 | ソフトバンクモバイル
関連記事
- ノキア、日本向け端末の販売を終了――Vertu事業は継続
ノキアは11月27日、日本市場向け端末の開発と販売を打ち切ると発表した。高級携帯ブランドVertuの販売やグローバルR&D、ソーシング事業は継続する。 - 写真で解説する「Nokia E71」
“自分仕様のデジタルツール”と位置付けるPROシリーズとして展開するノキアのドコモ版「Nokia E71」。同じくソフトバンクモバイルから登場するモデルと同様に、メーカーブランドのままオリジナルに近い状態で発売される。 - PROシリーズ:片手サイズのストレートボディにQWERTYキー搭載――「Nokia E71」
ステンレスに覆われたストレートボディにQWERTYキーを搭載した「E71」がノキアブランドのドコモ端末として登場。仕事も遊びも重視するビジネスパーソンをサポートする多彩な機能を用意した。 - 神尾寿の時事日想・特別編:日本のケータイ市場にじわりと浸透。存在感を増す海外メーカー
ソフトバンクモバイルが冬商戦のハイエンドモデルラインアップに台湾・HTCや韓国・Samsung電子のスマートフォンを加えるなど、各キャリアが海外メーカー製ケータイを採用する例が増えている。その背景には、販売奨励金制度の見直しやユーザーニーズの変化などで、日本市場に海外メーカーが参入しやすくなっていることがあるだろう。 - タッチ、8Mカメラ、コラボ、スリム、ハイスペック、Nokiaも:ドコモ、2008年冬モデル22機種発表──新型番で新たな4シリーズ展開
ドコモは2008年冬モデル全22機種を発表。過去最多数の機種を用意し、8機種のタッチパネルケータイを投入する。ほかにも8M CCDカメラや3Wayスタイル、HTC・Nokia・RIM製スマートフォン、横スライドQWERTYキー、多色、防水、ブランドコラボなど多彩なラインアップで展開。ユーザーエージェント機能「iコンシェル」やウィジェット機能「iウィジェット」などの新サービスも始める。 - Nokia Connection 2008:メール利用に最適なスマートフォンが装いも新たに――Nokia、「E71」「E66」を披露
シンガポールで開催されたNokiaのプライベートイベント「Nokia Connection 2008」で、「Eseries」の最新モデル「E66」と「E71」が披露された。NFCケータイや音楽ケータイなどの最新モデルについても、利用シーンと合わせてデモを展開した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.