レビュー
写真で解説する「Woooケータイ H001」(2/2 ページ)
「Woooケータイ H001」はフルワイドVGAの“3D液晶”とディスプレイが横にも開く2WAYオープンスタイルが特徴のハイエンドモデル。ワンセグや5Mピクセルカメラ、編集機能付きPCドキュメントビューア、ゲームなどの機能に加えて、専用の3Dキーでさまざまなコンテンツを2Dから3Dに変換できる。
3D効果が分かりやすい待受画面。左が3D表示オフ、右が3D表示オン。デジカメで撮影するともちろん立体には見えないが、左目と右目用それぞれに像がずれているのが分かる。これを実機で人間の目で見ると、錯覚で立体的に見えるのだ
フルワイドVGAと解像度がかなり上がったことで、PCサイトビューアーで視聴するPC向けサイトの情報量もかなり増えた。(左)。これも3D表示にできるが、線の細い小さい文字などには効果はほとんどなく、画像はなんだか分からない画面になってしまった
携帯電話に備える3D表示対応液晶の歴史は意外に古く、例えば、2002年11月に発売されたドコモの「SH251iS」に搭載された。ただ、これまで広く普及することはなかった。H001の3D表示は実機で見ると、意外に「おぉ。なかなか」と思えるものだった。技術の進化と利用シーンの提供や創造の仕方により、2009年以降の携帯3D表示はどのように浸透していくだろうか。
機種名 | Woooケータイ H001 |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約51×111×18.6ミリ(最厚部19.2) |
重さ | 約145グラム |
連続通話時間 | 約220分 |
連続待受時間 | 約260時間 |
カメラ | 有効500万画素CMOS 手ブレ補正、顔認識AF付き |
外部メモリ | microSD(最大2Gバイト) |
メインディスプレイ | 約3.1インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)IPS液晶 3D対応 |
サブディスプレイ | 5×15LED |
ボディカラー | フレイムレッド、ソリッドシルバー、ネオンパープル |
LISMO Music&Video | ○ |
EZ「着うたフルプラス」 | ○ |
ワイヤレスミュージック(Bluetooth) | ○ |
au BOX | ○ |
ワンセグ | ○ |
au Smart Sports Run&Walk | ○ |
au Smart Sports Karada Manager | ○ |
EZアプリ Bluetooth対戦 | ○ |
ナカチェン | ○ |
フルチェン | ─ |
アレンジメニュー | ○ |
au one ガジェット | ○ |
おサイフケータイ(EZ FeliCa) | ○ |
EZ・FM | ─ |
グローバルパスポート | ○(CDMA) |
じぶん銀行 | ○ |
デレコーションメール | ○ |
デコレーションアニメ | ○ |
EZナビウォーク | ○ |
EZ助手席ナビ | ○ |
災害時ナビ | ○ |
安心ナビ | ○ |
Bluetooth | ○ |
赤外線通信 | ○ |
シンプルメニュー | ○ |
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