“対イー・モバイル”なウィルコムのお得端末が浮上:PHS&データ通信端末販売ランキング(2月23日〜3月1日)(2/2 ページ)
ウィルコム端末は、お得価格の「X PLATE」や春の新機種が人気でランキングもかなり大きく変動。データ通信端末は依然イー・モバイル端末が多くを占める状況は変わらず、大きな動きもなかった。
関連する話題はかなり多いが、順位は変動なし
データ通信端末のランキングは、今回も大きな変動がなかった。
首位は前回と変わらず、イー・モバイルの7.2Mbps通信対応のUSBスティック型端末「D12LC」が獲得。続いて2位に新機種の「D12HW」(2月13日発売)、3位に「D02HW」(USB型/HSDPA 7.2Mbps通信対応)、4位にNTTドコモの「L-02A」(USB型/HSDPA 7.2Mbps対応)、5位に「D21HW」(USB型/HSDPA 7.2Mbps、HSUPA 1.4Mbps通信対応)が入った。
今回の変動は、9位の「D02NE」と10位の「D03HW」が入れ替わったのみとなった。
ただ、最近はデータ通信関連のトピックも多い。2月27日にモバイルWiMAXの試験サービスを始めた「UQ WiMAX」、3月6日にイー・モバイルのMVNOとしてPCデータ通信定額サービスを始めたソフトバンクモバイル(「C01LC」を発売)、そしてドコモのMVNOとしてHSDPAのデータ通信定額サービス「WILLCOM CORE 3G」(当面は法人向け)を始めるウィルコムなどがあり、So-netやBIGLOBEなどプロバイダ各社が展開するデータ通信サービスも、ユーザーニーズに沿った価格に改定する動きを見せている。
というわけで当ランキングとしては、個人ユーザー向けのC01LC(端末価格は当初からそこそこ安価)が、停滞気味のランキングを少しはかき乱してくれないかなと期待している。
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