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「iPhone OS 3.0」でS!メールが利用可能に――ソフトバンク、MMSのサポートを表明
ソフトバンクモバイルが「iPhone OS 3.0」の新機能であるMMS送受信をサポートすると表明した。6月18日以降、iPhone 3Gで同社のS!メールを送受信できるようになる。
ソフトバンクモバイルはこのほど、日本時間6月18日に配信されるiPhone OS の最新版「iPhone OS 3.0」においてMMS(S!メール)送受信をサポートすることを明らかにした。
iPhoneは現在、電話番号を使って短い文章を送受信するSMSとPOP/SMTPを利用するメールの2種類に対応。米Appleは3月17日(現地時間)に行った報道関係者向けの説明会において、MMSについてはiPhone OS 3.0で対応することを公表していたが、実際にMMSを提供するかどうかは各国の通信キャリアの判断に委ねられていた。
今回ソフトバンクモバイルがMMS(S!メール)のサポートを表明したことで、iPhone 3GやiPhone 3G Sを使って写真や連絡先、音楽ファイル、現在地情報などをプッシュメールとして送受信できるようになる。なお、MMS(S!メール)の利用はS!ベーシック(i)のサービス内容に含まれるため手続きは不要だという。
アドレスについてはS!メールと同じく「xxxxx@softbank.ne.jp」が使われる予定。また、iPhone専用として提供されている「xxxxx@i.softbank.jp」とどのように使い分けられるかや、送受信できる最大サイズなどについては、6月18日以降に案内するとしている。
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