レビュー
写真で解説する「らくらくホン6」(2/2 ページ)
らくらくホンの最新モデル「らくらくホン6」は、シリーズ初となる防水・防塵性能に対応したほか、「しんせつ」「かんたん」「見やすい」「あんしん」機能がさらに進化した。ボディサイズやデザインは「らくらくホンV」から大きく変わっておらず、安心感のあるカタチを実現した。
少ない操作で多くの機能やサービスを利用できる「おまかせ機能」は、メールの文章に自動で絵文字が挿入される「おまかせ絵文字」、指定アドレスからメールで届いた画像を自動で待受設定する「おまかせランダム待受」、カメラのピントを合わせ続ける「おまかせオートフォーカス」を新たに搭載した。
おまかせ絵文字は、メール本文を入力後に文字種を「おまかせ絵文字」にすると、テキストの絵文字が挿入され、「次候補」からほかのパターンを確認できる。この機能では、「特定の言葉に絵文字をひもづけた辞書を使用している」(説明員)という。
おまかせランダム待受は、特定の相手からメールで届いた画像を自動で待受設定する機能で、最大20枚の画像がランダムで表示される。年配者に孫の写真を送るといった利用シーンが想定され、デジタルフォトフレーム感覚で利用できる。ランダム表示される画像は本体を開閉するごとに切り替わる。
おまかせオートフォーカスはいわゆる「コンティニュアスAF」。カメラと被写体の距離が変わっても自動でピントを合わせ続けるので、接写をする際にもマクロモードに設定する必要はない。なお、ピントを合わせた被写体を追尾し続ける「チェイスフォーカス」には対応していない。
方位確認に役立つ電子コンパスアプリも搭載している(写真=左端、左中)。電子コンパスの対応により、地図アプリでは端末の向きに合わせて地図が回転し、進行方向が分かりやすくなった。地図のスポット名なども、らくらくホンに合わせて大きな文字で表示される(写真=右中、右端)
関連記事
- 泥が付いても洗い流せる――防水、防塵の「らくらくホン6」
NTTドコモのらくらくホンシリーズ初となる、防水、防塵に対応した「らくらくホン6」が登場する。おまかせ機能を強化し、使い勝手に配慮。8月7日発売。 - らくらくホンは日本のシニア層が作ったブランド――ドコモが感じる“自信”と“責務”
「らくらくホン6」は、これまでのらくらくホンの「あんしん」要素に「防水」「防塵」を追加したモデル。7月28日に開催された発表会では、ドコモ端末におけるらくらくホンの位置づけや今後の展開、開発の苦労やこだわりが明かされた。また、らくらくホン6のイメージキャラクターを務める大竹しのぶさんが登場し、“防水・防塵らくらくホン”の感想を語った。 - “かんたんおまかせカメラ”搭載の「らくらくホン ベーシックII」、2009年4月発売
ドコモは、“らくらくホン”シリーズの新機種「らくらくホン ベーシックII」を2009年4月に発売する。被写体にレンズを向けるだけで自動でピントを合わせる“おまかせカメラ”など、しんせつ・かんたん・見やすい・あんしんの各種機能を進化させた。 - 体組成計や血圧計と連携し、ケータイで健康管理が可能な「らくらくホンV」
NTTドコモは、歩数計や脈拍計を内蔵し、体組成計や血圧計といった外部機器と連携するユニバーサルケータイ「らくらくホンV」を発表した。液晶の見やすさや、通話音声の聞き取りやすさも向上させている。 - 写真で解説する「らくらくホンV」
「らくらくホンV」は従来機のデザインや使い勝手を継承しながら、“おまかせで使いやすく”する携帯電話としての基本機能をより向上。そして、主なターゲットユーザーに向け、楽しく便利に利用できる「健康管理」の機能も盛り込んだ。 - らくらくホン+健康──ドコモ、シニア市場のさらなるシェア獲得に意欲
“しんせつ、かんたん、見やすい、あんしん、おまかせ”に加えて「健康」も。シニアユーザーの多くに支持されるドコモのらくらくホンシリーズ新機種「らくらくホンV」が8月に登場する。9月の敬老の日需要に向け、新規ユーザーの獲得とともに「次もらくらくホンを」という買い換え層や“親向け”需要も想定した端末に仕上げた。 - 905iクラスの高性能、国内初“音声認識入力”メール搭載──「らくらくホン プレミアム」
ハイエンドらくらくホン登場──。905iシリーズに劣らない高い機能に、らくらくホンシリーズならではの特徴を盛り込んだ富士通製の「らくらくホンプレミアム」。F905iと同じサイクロイドスタイルに、3.1インチディスプレイ、ワンセグ、国際ローミング、320万画素AFカメラ、GPS、 FeliCaなどの機能を搭載する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.