「HDステーション」で小型PCになる? オプションで広がる「MOTOROLA PHOTON ISW11M」の可能性とは:+WiMAXとデュアルコアプロセッサを徹底活用(2/2 ページ)
「MOTOROLA PHOTON ISW11M」に欠かせないオプションが「HDステーション」だ。WiMAXの高速通信とデュアルコアプロセッサによる高い処理能力を備え、さらに周辺機器との組み合わせでPC代わりにもなる。そんな新感覚スマートフォンでできることをチェックした。PHOTONとHDステーションがあれば、もはやPCは不要!?
このWebtopでどんなことができるのだろうか? まずFirefoxがプリインストールされているので、PCと同じようにWebブラウジングができる。もちろん通信には、MOTOROLA PHOTONが接続するauの3G網かWiMAX網が使われる。さらに、Firefoxで利用可能なWebアプリケーションにも対応する。GmailやGoogle docs、Dropbox、SugarSyncなど、各種クラウドサービスをPCと同じように活用できる。モトローラロゴのショートカットからアクセスできる「Webtop Apps」のサイトでは、利用可能なWebアプリケーションやゲームが多数紹介されているので、ここから新機能を追加できる。
ランチャーにある「File Manager」からは、「MOTOROLA PHOTON」の中にあるファイルにアクセスできる。写真や音楽、ビデオといったデータを閲覧したり、コピーや移動といった操作が可能。ブラウザからダウンロードしたデータを、任意の場所に保存することもできる
モバイルビューではスマートフォンの画面をそのまま表示する。電話、連絡先、メールの3つの機能が登録されていて、画面上で番号を入力してダイヤルしたり、メールを作成して送信するといったことも可能。もちろん着信にも対応する。スマートフォン内のアプリや設定画面も、普段と同じようにアクセスできる
HDステーションにはUSBポートにマウスやキーボードを直接つないで使えるほか、モトローラ製の「MOTOROLA Bluetoothキーボード」など、Bluetoothキーボードやマウスをペアリングして使用することもできる
最近のWebサービスはクラウド化が進んでいて、以前はアプリケーションソフトがなければできなかった多くのことが、今やネット上でできてしまう。気がつけば、自宅のPCで使っているソフトはWebブラウザだけという人も少なくないだろう。そういう人にとってマウスやキーボードを使った操作ができ、大画面でブラウザが使えるWebtopは、PCの代わりとして使える存在だ。MOTOROLA PHOTONは高速なWiMAXが利用できるので、固定のブロードバンド回線の置き換えにも応える。これ1台だけで、大幅なコストダウンが図れるのもうれしい。
MOTOROLA PHOTONとHDステーションのドッキング操作も簡単で、モバイルからWebtop、Webtopからモバイルへの切り替えは、ドッグに差し込むか取り外すだけ。MOTOROLA PHOTONは、個々のHDステーションを認識し、Webtopで開いていたサイトや動画の再生カ所をしっかり記録しておくことができる。
これがどういうことかと言うと、例えば、自宅と会社にそれぞれHDステーションを置いている場合、自宅でドッキングすれば、朝出かける前に見ていた動画の続きを再生。会社でドッキングすれば、きのうチェックしていたサイトを表示といった使い方が可能になるのだ。
HDステーションには専用のリモコンが付属していて、Bluetooth機器がなくても、離れた場所から操作できる。また、米国ではノートPCのように、モニターとキーボードを備えた「Lapdock」も発売され、人気を博している。日本でのリリースは未定だが、よりPCに近いスタイルで利用できるアイテムだけに、PCの代替機としてのニーズはさらに高まるだろう。ハイエンドなスマートフォンであるMOTOROLA PHOTONは単体での利用はもちろん、オプションや周辺機器を活用することで、新しいモバイルライフの可能性を大きく広げる製品にも“進化”するのだ。
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提供:モトローラ・モビリティ・ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia +D 編集部/掲載内容有効期限:2011年11月13日
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