まだ使ったことがないなんてもったいない! スマホでカーナビのススメ(2/2 ページ)
解像度の高い大画面を持ち、高速なデータ通信が可能なスマートフォンは、専用のアプリを導入するとあっという間に高機能なカーナビになることをご存知だろうか。その性能は据え付け型のカーナビに勝るとも劣らない。次の連休は、ぜひスマホでカーナビを試してみてほしい。
使いやすさに配慮した分かりやすいUIと正確なルート
もちろんカーナビとしての実力も非常に高い。カーナビタイム for Smartphoneのユーザーインタフェース(UI)は、スマートフォンのタッチパネルで操作しやすいよう、大きめのボタンを指1本で簡単に操作できるUIとなっている。検索はフリーワード、住所、ジャンル、電話番号などから行え、画面をタッチしての入力のほか、音声での入力もサポート。登録済みのMy地点や自宅も簡単に呼び出せる。音声認識機能は、コマンド入力にも利用可能だ。地図画面でスマートフォンの近接センサーに手をかざすと音声認識が呼び出せ、地図操作やコンテンツ検索、ナビ操作、ルート検索などが音声で行える。コマンド以外の単語を認識した場合は、スポットのフリーワード検索に切り替わる。
ルート検索の結果は最大5件を表示する。「推奨」「高速」「無料」「ECO」「景観」が用意されており、ECOルートや景観ルートは、別ルートがある場合にのみ表示されるが、ナビを開始する前にルートを比較できるのが便利だ。基本的には推奨ルートを採用するのがお勧めだが、観光地などでは景色のいい場所を通る景観ルートが表示されることもあるので、こちらを選んでみてもいいだろう。東京近郊では箱根や伊豆、日光などへ向かうルートで景観ルートが選べるケースがあるという。
ナビ中の地図画面も非常に見やすく情報がまとめられている。大きな交差点の手前で表示する案内表示は、実際にある交通標識と同じ青い看板のデザイン。交差点の前ではどのレーンから右左折すればいいかを分かりやすいイラストで表示してくれる。また高速道路のジャンクションでの案内も、しっかり車線を明示してくれるので迷わない。合流がある地点を事前に予告してくれたり、安全運転支援機能として、自動速度違反取締装置の位置を事前に警告してくれたりする便利な機能もある。
ちなみにナビタイムジャパンでは、スマートフォンを車に固定するのに便利な「スマートフォンホルダー CKT-01」も販売している。価格はオープンだが、同社の直販サイトでは3980円で販売しており、カラーはBlack、White、Redの3色を用意。ゲル吸盤付きなので、クルマのダッシュボードにしっかりと固定でき、スマートフォンを見やすい位置に安全に保持できる。カーナビタイム for Smartphoneを利用するなら、ぜひこちらのホルダーの購入も検討しよう。スマートフォンホルダーには後述するNAVITIMEドライブサポーターの30日間無料体験チケットも同梱されているので、試してみたければこちらを購入してみるのもいいだろう。
もう少しライトなナビでいいなら「NAVITIMEドライブサポーター」も
月額525円(Android版。iOS版は月額500円)で、据え付け型のカーナビに勝るとも劣らないカーナビが利用できるカーナビタイム for Smartphoneほど高機能でなくても、ちょっとした旅行の時に便利なカーナビアプリを使いたいなら、月額315円で利用できる「NAVITIMEドライブサポーター」というアプリも用意されている。
こちらは歩行者ナビのNAVITIMEに近い操作体系で自動車ルートの検索ができるアプリで、Android、iOS、Windows Phoneで利用可能。高速道路優先、無料道路優先、距離優先、ECO、景観優先の5種類のルートを検索し提示してくれる。カーナビタイム for Smartphoneにはない、目的地・出発地の天気情報、所要時間予測グラフ(Android版、iOS版のみ)、車種を考慮した料金表示(Android版のみ)といった機能もある。
NAVITIMEドライブサポーターは、スマートフォン側に地図を持たず、経路検索エンジンもサーバ側にあるため、電波の届かない場所などではナビができなかったり、スクロールした地図が書き換えられなかったりすることもあるが、都市部で使う分にはこれでも不自由することはない。渋滞情報や駐車場の満空情報など、リアルタイム情報を活用するとカーナビがどんなに便利になるかを体験してみる分には十分な機能を持つ。ちょっと週末に遠出をするくらいの用途なら、まずはNAVITIMEドライブサポーターを使ってみてもいいだろう。
通信カーナビで快適なドライブを
これはカーナビタイム for SmartphoneやNAVITIMEドライブサポーターに限った話ではないが、スマートフォンをカーナビとして利用するための環境は、もうすっかり整っている。高速なLTEデータ通信サービスがほぼ全国で利用でき、解像度の高い大画面ディスプレイを持つスマートフォンでは、快適に地図やナビゲーションが利用できる。iOSのバージョンアップに伴って、地図データが不正確なものになってしまったとき、多くの人がその不便を嘆いたことからも分かるとおり、地図とナビは今やスマートフォンのキラーアプリの1つで、相性はとてもいい。スマートフォンでナビを利用するのは、今や“常識”といってもいいレベルだ。
ただ、クルマでの移動を前提としたカーナビは、単なる地図上での現在地表示や歩行者ナビとは異なる作り込みが必要で、GoogleマップやiOSのマップでは十分にその役目が果たせない。その点、カーナビ機能にフォーカスして開発されたカーナビタイム for SmartphoneやNAVITIMEドライブサポーターのような専用ナビアプリであれば、日本の道路事情に即した分かりやすいナビゲーションをしてくれる。わずかな月額料金で、いつでもどこにでも、使い慣れた自分のカーナビが持ち歩ける――。今度の連休で、その快適な使い勝手をぜひ体験してみてほしい。
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スマートフォンをカーナビにすることで得られるリアルタイム情報は、実際のドライブでどんな役に立つのか。ナビタイムジャパンの大西啓介社長自らのレクチャーの元、ジャーナリストの神尾寿氏が、アプリソムリエの石井寛子さんとともに春の鎌倉ドライブで検証した。
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