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KDDI研、効率が“LTEの3倍”の「Advanced MIMO」技術
KDDI研究所は、5月23日にAdvanced MINO技術を開発したと発表した。LTEに比べて周波数利用効率を約3倍に向上するという。
現在無線によるデータ転送で、通信速度を上げるために利用しているMIMO(Multiple Input Multiple Output)では、キャリアの基地局とユーザーの端末側のそれぞれで複数のアンテナを組み合わせているが、組み合わせるアンテナの数が増えるにつれて干渉が発生する。
KDDI研究所が開発したAdvanced MINO技術は、従来のMIMOと比べて、組み合わせるアンテナの数が増えても干渉を減らして、周波数利用効率を上げることが可能になった。このことで、周波数利用効率をLTEの約3倍となる20bps/Hzに向上できるとKDDI研究所は説明している。
KDDI研究所は、Advanced MIMO技術の標準化提案を行い、早期の実用化を目指すとしている。
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