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ループ動画ツールのVine、Topsy分析でInstagram超え
Twitter公認のツイート分析ツールTopsyでInstagramとVineを比較したところ、Android版Vine公開後、VineがInstagramを超えたことが明らかになった。
米Twitterが1月にiOS向けに公開したループ動画投稿アプリのVineが普及しつつあるようだ。Twitter公認のソーシャル分析ツール「Topsy」で、過去1カ月のVineとInstagramのTwitter上でのメンション数(リンクやリツイート数などからスパムを除いたTopsy独自の方法で割り出した数字)を比較したところ、6月8日にVineがInstagramを抜いたことが分かった。米New York Timesのコラムニスト、ニック・ビルトン氏がツイートで指摘した。
Topsyのソーシャル分析では、Twitterのパブリックデータ上の、3つまでのハッシュタグやユーザーネームへのメンション数の推移を比較できる。メンション数=そのツールを利用した投稿数ではないが、普及の目安になるといえる。
Vineは、端末で撮影した最長6秒の動画をループ状にしてアップロードし、VineのコミュニティーやTwitter、Facebookなどで共有するTwitterの公式アプリ。個人の他、ニュースメディアなどがコンテンツの紹介に利用している。
6月3日のAndroid版公開以降、Vineへのメンションが急激に伸び、7日にほぼ同数になった後、8日にはVineへのメンションが約264万件に、Instagramへのメンションが約226万件になり、9日にはさらに差が開いた。
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