KDDIも開始するスマホの下取りサービス 中古端末の行方は:Mobile Weekly Top10
KDDIが6月27日から開始するauスマートフォンの下取りサービス。ユーザーが手放した中古のスマホはその後どうなるのだろうか。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2013年06月17日〜2013年06月23日
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- 「コンプガチャ騒動」とは何だったのか(1)
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- 第3回 バッテリーはどれだけ持つ?――「Xperia UL SOL22」
今回のMobile Weekly Top10は、6月17日から6月23日までのアクセス数を集計した。先週は人気アプリ「パズドラ」(パズル&ドラゴン)の登場で、ゲームアプリ業界がどう変化したのかを考察した記事が人気だった。また各キャリアの株主総会も行われ、その様子を伝えるニュースも注目を集めている。
さて、KDDIは21日、auスマートフォンの下取りサービスを6月27日に開始すると発表した。下取りの対象機種はiPhone 4Sの各モデルとAndroidスマートフォンのINFOBAR A01/AQUOS PHONE SERIE ISW16SH/DIGNO ISW11K。これらのユーザーが機種変更する場合に限り、機種別に決められた代金分のauポイント(1P=1円)で下取りをする。
ここでちょっと気になったのが、下取りされた端末の行方。いったいどうなるのか、KDDI広報部に聞いてみた。まずAndroid端末は、外装交換などのリフレッシュをした後、「安心ケータイサポートプラス」(月額399円)の交換用端末になるという。
安心ケータイサポートプラスは、3G/WiMAXスマートフォン(と3Gケータイ)向けのサービスで、端末がトラブルに遭った際、電話1本で同一機種・同一色の交換用端末が届くというもの。おそらく今回の下取り対象になったAndroidの3機種は、このサービスで交換される頻度が高いのだろう。
一方のiPhone 4Sは、海外の中古市場向けとして専門業者に売却される。詳細な内容は教えてもらえなかったが、途上国などのスマホ市場で流通するようだ。国内キャリアでいち早く下取りサービスを開始したソフトバンクモバイルも下取りしたiPhoneを海外の中古市場向けとして業者に売却している。
ソフトバンクもAndroid端末を下取りしているが、その対象はHTC製とDell製のグローバルモデルのみ。その理由をソフトバンクモバイル広報部に聞いてみると、こちらも海外の中古市場向けとして業者に売却するためだという。Androidに関してはKDDIとソフトバンクで扱いが分かれている。
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