ドコモ、「ARROWS NX F-01F」の機能バージョンアップを開始
ドコモは、「ARROWS NX F-01F」の機能バージョンアップを開始した。「docomo ID」認証の本格導入や遠隔操作での端末初期化などに対応する。
NTTドコモは11月26日、富士通製スマートフォン「ARROWS NX F-01F」の機能バージョンアップを開始した。
今回のバージョンアップで追加される主な機能は以下の3つ。
(1)「docomo ID」認証の本格導入
端末にdocomo IDを設定でき、対応するサービスアプリでのIDの入力が不要になる。2013年11月時点でdocomo ID設定に対応するサービスは以下の通り。
- 機能バージョンアップと同時に更新されるアプリ
「ドコモ電話帳」「iコンシェル」「データ保管BOX」「ケータイデータお預かりサービス」「ドコモクラウド設定」「docomo Application Manager」
- ユーザー自身で個別に更新する必要があるアプリ
「ドコモメール」「iチャネル」「フォトコレクション」「メール翻訳コンシェル」「i Bodymo」「ビジネスmopera あんしんマネージャー」「ショッぷらっと」
また、Wi-Fiオプションパスワードがdocomo IDに統合される。バージョンアップ後は、上記の一部対応アプリをWi-Fi経由で利用するためにdocomo IDを設定する必要がある。Wi-Fiオプションパスワードの利用者もdocomo IDを再設定しなければならない。
- 機能バージョンアップと同時に更新されるアプリ
「ドコモ電話帳」「iコンシェル」「データ保管BOX」「ドコモバックアップ」「docomo Application Manager」
- ユーザー自身で個別に更新する必要があるアプリ
「ドコモメール」「iチャネル」「メール翻訳コンシェル」「i Bodymo」
(2)遠隔操作での端末の初期化
端末を紛失した際などに、PC(My docomo)から回線を指定して、遠隔操作で端末の初期化およびmicroSDのデータを消去できる。
(3)新「ドコモバックアップアプリ」
microSDバックアップ対応項目のうち、音楽、ブックマーク、通話履歴、ユーザ辞書を「データ保管BOX」へアップロードできるようになる。
このほか、「iD」アプリなどの「おサイフケータイ」関連アプリが正常に起動できない不具合が改善される。アップデートは、「設定」→「端末情報」→「Androidバージョンアップ」→「バージョンアップを開始する」と操作し、画面の案内に従って更新ファイルのダウンロードとインストールを行う。更新時間は約12分で、更新後のビルド番号は「V27R56A」になる。
ドコモは、バージョンアップ実施後に各種アプリの更新をするよう案内している。特に「i Bodymo」「フォトコレクション」は更新しないと正常に動作しない場合があるという。
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