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auの変化球は“カーブ”でした 写真で解説する「G Flex LGL23」:曲がってる理由はサイズにアリ(2/2 ページ)
春商戦を控えたスマートフォン市場にauが投じた“カーブ”という変化球。国内初の曲面ディスプレイ搭載ファブレット「G Flex」は、ユーザーの心を仕留める決め球になるのか。それとも……。
サイズと曲面ディスプレイ以外の基本的なスペックも、G2またはisaiとほぼ同じだ。OSはAndroid 4.2を採用し、プロセッサーはQualcomm Snapdragon 800シリーズの「MSM8974」(2.3GHz/クアッドコア)を搭載。メインカメラは1300万画素CMOSで4K動画の撮影もできる。ただし端末自体で再生できないため、撮影した4K動画を見るには対応テレビやモニターがへの出力が必要だ。そしてインカメラは210万画素CMOSを利用している。ハイレゾ音源の再生などをサポートしている。
メモリは2GバイトのRAMと32Gバイトの内部ストレージ(フラッシュROM)を備えた。microSDスロットを備えていないが、付属のリーダー/ライターを使えば最大128GバイトまでのmicroSDが利用できる。通信面では、下り最大150Mbpsの4G LTEに対応し、無線LAN(Wi-Fi)はIEEE802.11a/b/g/n/acをサポート。Bluetoothはバージョン4.0だ。国内向けサービスとしておサイフケータイ(FeliCa/NFC)とフルセグ(録画は非対応)、ワンセグも利用できる。赤外線ポートも備えるがリモコン機能用で、アドレス帳などの交換には使えない。
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