コンデジすら超える約2300万画素の描写力――「Xperia Z5」のカメラ機能を試す(2/3 ページ)
これまでのXperia Zシリーズとは一線を画したカメラ性能を備えた「Xperia Z5」。さらに進化した「プレミアムおまかせオート」と、手ブレ補正が強化された動画撮影機能を中心にカメラ機能を徹底検証した。
プレミアムおまかせオートだけでも十分なレベル
まず普通にそのままオートで撮ったのがこちら。実はこのシーン、オートできれいに撮るのはすごく難しいのだ。
そこで設定を呼び出し、ホワイトバランスをちょっと高めに、露出をマイナスに補正する。
そして撮ったのがこちら。ちょっとしっとり感が出て紅葉っぽくなった。
で、冒頭の製品写真の画面に出ている落ち葉もこの方法で撮ったものだ。
全部自動でやってくれるのがプレミアムおまかせオートだろう、という話もあるけど、ホワイトバランスと露出をちょっと調整できるだけですごく便利になる。今まではまずマニュアルモードに切り替えないとできなかったことだから。もう普段の撮影はプレミアムおまかせオートだけでOKというレベルだ。
もうちょっと作例を。料理自動認識は健在。
昼間の鮮やかなシーンではディテールがしっかりしていてすばらしい。
全体に色は派手に、特に赤が強くでる印象だ。
夜の写真も数点。
丸の内で見つけたオブジェ。夜なのでかなり暗かったけど、ほどよい感じで。ぐぐっと寄り、広角ならではゆがみを使ってちょっとコミカルに撮ってみた。
どうもシャッタースピードの下限を1/16秒にするとISO感度がぐぐっと上がるようで、これはISO800になった。さすがに感度が上がるとディテールがざらつくけど、かなり頑張っている。
で、今までのXperia Zシリーズは、ちょっと暗くなるとピントを外しやすい傾向があったのだが、その心配はないかも。かなりいい感じで素早くピントが合ってくれるし、タッチAFもけっこう効く。
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