新型「AQUOS」で猫を撮りまくってみた:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ 特別編(2/2 ページ)
外猫との偶然の出会いをさっと生かすのに向いているのがスマホのカメラ。シャープの新型フラグシップスマホ「AQUOS ZETA」「AQUOS SERIE」「AQUOS Xx3」を持って猫と出会ってきた。
おすすめプラスも使ってみよう。
こんな風に「くっきり」「ふんわり」「逆光」などなんとなくのイメージで撮れるのだ。
必要に応じて超解像技術応用デジタルズームを使ってみる
猫との距離感も大事だ。
近寄れないなら近寄れないなりに撮り方があるのだ。
で、どうしてもちょっと寄りたいときはデジタルズームを。
「AQUOS」は画素数が多い上に、超解像技術応用デジタルズームで多少ズーミングしてもけっこうなクオリティーで見せてくれるのである。どちらも2枚目がデジタルズームだ。
4K動画と「あとからキャプチャー」を使いこなすべし
猫はよく動き回る。じっとしてない。そういうときは動画である。4K動画である。撮れる形式はH.264とH.265(こっちは最新の技術なので再生できる機種は少ない)の2種類。
動画としてそのまま公開したいときはH.264、端末内で再生したりあれこれ楽しみたいときはH.265がいいだろう。H.265はH.264の2倍の高画質で撮影できる形式で、もしH.264と同じ画質なら半分の容量で済む。4K動画を撮りたいけど、空き容量が気になる、なんて時に便利だ。
そして新型「AQUOS」には、動画から1コマだけを切り出して静止画として保存する「あとからキャプチャー」機能が付いている。
4K動画は1コマあたり約800万画素のサイズなので写真として十分使えるクオリティーで切り出せるのである。それがすばらしい。
作業は簡単。撮影した動画を「アルバム」で開くとキャプチャーできる。
すると一連の動画からこんな風に写真を生成できるのだ。
人なつっこくてなでられると喜ぶ猫がいたので、左手で猫をめでつつ右手で撮影させてもらった。こういうときは動画の方が簡単に撮れていいのだ。
連続して4枚。
そ、そこが気持ちいい→ああ、もう極楽→もっとなでてー→はっおれは何を悦んでるんだ(と我に返る)
という4コマ。
この機能は楽しい上に実用的。
同じように別の猫を4K動画から「あとからキャプチャー」してみた。
猫好きは「あとからキャプチャー」機能を使いこなすべし。
動画関連でもう1つ、「ハイスピード録画」もぜひ使って欲しい。
120fpsと240fpsの2つあるが、120fpsならフルHDで撮れるのでこっちがお勧めだ。
しかもアプリで「どこを通常のスピードで、どこをスローで再生するか」をあとから調整できるのだ。
そうするとこんな動画を作れるのである。
以上、シャープの新型「AQUOS」で猫三昧してみた。
ほとんどのスマートフォンって光学ズームがないので猫を撮るのは難しいと思うかもしれないけど、出会ったときすぐに撮りだして撮れるメリットはあるし、「AQUOS」ならAFが速いのでベストなタイミングで撮れる、4K動画を撮って「あとからキャプチャー」すればいい瞬間を切り出せる、ハイスピード動画で肉眼では分からない細かい動きも捉えられるので猫撮影にもいいのだ。
うまくいかない人は猫撮りの基本を見直そう。不用意に近寄って猫を脅かさない、猫がこっちになれるまでじっと待つ、無理に近づかない、逃げる猫を追わない。
それから外で撮った猫を公開するときは、位置情報を抜き、具体的な地名が分かる背景はできるだけ避け、撮影場所を特定させないのがマナーなので忘れずに。
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アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2016年8月25日
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